- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- 復員 へ行く。
- 1 (2007-09-12 (水) 22:41:15)
- 2 (2007-09-16 (日) 21:41:47)
- 3 (2008-06-14 (土) 09:46:55)
- 4 (2010-07-01 (木) 22:06:22)
- 5 (2011-08-10 (水) 23:36:17)
- 6 (2011-08-11 (木) 02:54:53)
- 7 (2013-01-07 (月) 08:30:07)
- 8 (2013-01-07 (月) 22:41:20)
- 9 (2013-11-02 (土) 08:06:22)
- 10 (2015-04-28 (火) 21:31:48)
- 11 (2017-12-31 (日) 09:48:16)
- 12 (2019-07-24 (水) 13:44:51)
- 13 (2023-03-17 (金) 12:04:15)
- 14 (2023-03-19 (日) 13:26:07)
【復員】 †
demobilization.
紛争の終結に伴い、軍隊が余剰な部隊を解散して人員を解放(離職)させる事。
基本的には、戦時体制への移行に際して臨時に招集された予備役や民兵を対象として行われる。
戦時には緊急の戦力増強が必要となるため、新たな部隊が相次いで編成される。
これに伴い、予備役将兵の招集、志願枠の増加、徴兵制における採用基準緩和など、動員数を拡大するための施策も行われる。
しかし、そうして増設された部隊と人員は兵站に相応の負荷を与えるため、事態が収束すれば復員されて市井に戻される。
動員された個々の人員にとって、復員とは危難の終わりであり、故郷への帰還を意味するので、おおむね歓迎される。
しかし、そうした人々が故郷で新たに就職して平穏な社会生活を営めるとは限らない。
一般に、復員を行うと一時に大量の失業者が発生する。
また、大規模な戦争では兵站需要の縮小によって景気後退を引き起こす場合もある。
特に、社会生活に支障を及ぼすような重篤な傷病や戦争神経症を負った退役兵士の運命は総じてあまり明るくない。
失業そのものも重大な社会問題だが、生活苦から犯罪や酒乱・薬物依存症に至るような深刻な事例も散見される。