【白兵戦】 †
close combat
鈍器や刀剣、素手での掴み合いや殴り合い、近代以降は拳銃や短機関銃や手榴弾での攻撃が可能なほど接近した状態での戦闘。
一度白兵戦に突入してしまうと逃走したり距離を取る事は困難であり、誤射を避けるのが困難であるため火力も大幅に制限される。
通常、これは敵を発見できないまま必要以上に接近してしまった場合の遭遇戦や、陣地や施設や家屋の制圧を試みたり、逆に制圧部隊を迎撃する場合に行われる。
視界の開けた場所で弓矢や銃撃をかいくぐって白兵戦距離まで接近するのは困難であり、特に機関銃や自動小銃などのフルオート掃射を向けられると接近できる前に膨大な死傷者が発生する。このため、陣地や施設を占領する場合は隠密行動や陽動などを用いて敵の火力を回避する策が必要になる。
