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*&ruby(てんま){【天馬】}; [#tdc65b16] +韓国軍の近距離防空用[[地対空ミサイル]]。KSAMとも呼ばれる。~ 韓国初の国産地対空ミサイルで、主契約社は大宇重工、ミサイルシステムは三星電子(現・三星タレス)社がフランスのトムソンCSF(現・タレス)社の協力を受けて開発を行った。~ ~ 大宇重工の[[K200>M113]][[装甲兵員輸送車>APC]]の車体をベースに開発された汎用装軌式車輌に8連装の[[ミサイル]]発射機とレーダー類を装備した全周旋回式[[ターレット>砲塔]]を載せている。~ 車体は、前部左側に操縦手席、右側に機関室、中央部に戦闘室を配置し、車体後部には乗降用ハッチが設けられている。~ また、車内には自動消火装置、[[NBC>NBC兵器]]防護装置が装備されている。~ ~ 捜索[[レーダー]]はSバンドで、最大探知距離は20km、8つの目標を自動追尾できる。~ 追跡レーダーはKuバンドで最大探知距離は16km、[[ホバリング]]中の[[ヘリコプター]]から[[マッハ]]2で飛行する航空機まで追跡できる。~ また、[[FLIR]]も搭載されており、最大探知距離は15kmとなっている。~ ~ ミサイルは、有効射程は約5.4nm、最大速度はマッハ2.6を誇り、3.0[[G]]を超える急旋回も可能な[[機動性]]を有している。~ 弾頭は高性能指向性炸薬(12kg)を備え、[[レーザー]][[近接信管]]で作動する。~ 誘導方式は指令照準線一致誘導(CLOS)を採用している。~ ~ 韓国陸軍での配備は第20機械化歩兵師団の防空大隊と首都防衛司令部を中心に進められており、2003年には第2期生産分として69輌が発注され、2009年までに引き渡される予定になっている。~ ~ 【スペックデータ】~ |>|CENTER:''スペックデータ''| |全長|N/A| |全高|N/A| |全幅|N/A| |戦闘重量|25.0t| |エンジン|MAN D2848MT[[液冷>液冷エンジン]][[ターボチャージド>ターボチャージャー]][[ディーゼル>ディーゼルエンジン]](出力550hp)| |最大速度|60km/h(路上)| |[[行動距離>航続距離]]|500km| |[[装甲]]厚|N/A| |乗員|3〜4名| |兵装|8連装短[[SAM>地対空ミサイル]]発射機×1基(ミサイル8発)| |兵装|8連装[[短SAM>地対空ミサイル]]発射機×1基([[ミサイル]]8発)| ~ +[[カーティス・ライト>カーチス・ライト]]社製のレシプロ[[輸送機]]・C-46「コマンドカーゴ」が[[航空自衛隊]]に導入された際、[[防衛庁]]が命名した[[愛称]]。