【中央即応集団】(ちゅうおうそくおうしゅうだん)

概要
創設2007年
所属国日本国
部隊編制単位集団
兵種、任務、特性海外派遣・対テロ戦における陸自部隊の統括指揮
上級部隊陸上幕僚監部
所在地座間駐屯地(神奈川県)*1


JGSDF Central Readiness Force.

2007年3月、陸上自衛隊に新設された組織。
自衛隊の本来任務に付加された「海外派遣」や「対テロ戦」において、陸自の部隊を統括指揮する高級司令部となる。

創設当初、司令部は埼玉県の朝霞駐屯地に置かれていたが、2013年3月に座間*2へ移駐した。
2013年に策定された新しい防衛大綱により、本集団司令部は陸上総隊司令部へ改編される事が予定*3されており、これによって隷下部隊は総隊の直轄となる模様。

隷下部隊

  • 第1空挺団(所在地:千葉県・習志野駐屯地)*4
  • 第1ヘリコプター団(所在地:千葉県・木更津駐屯地)*5
  • 特殊作戦群(所在地:習志野)
  • 中央特殊武器*6防護隊(所在地:埼玉県・大宮駐屯地)
  • 対特殊武器衛生隊(所在地:埼玉県・朝霞駐屯地)
  • 国際活動教育隊(所在地:静岡県・駒門駐屯地)*7
  • 中央即応連隊(所在地:栃木県・宇都宮駐屯地)
  • 水陸機動準備隊(所在地:長崎県・相浦駐屯地)*8

*1 在日米陸軍・キャンプ座間に併設。
*2 駐屯地司令は本集団幕僚長が兼務。
*3 併せて、司令部自体も朝霞へ戻る予定。
*4 以前は東部方面隊の隷下にあった。
*5 以前は陸上幕僚監部直属だった。
*6 生物兵器化学兵器放射性物質のことを指す。
*7 PKF等の海外活動へ参加する際の「先遣隊」となり、また、平時には海外派遣要員の教育を受け持つ。
*8 2014年策定の防衛大綱で新設が予定されている水陸両用部隊「水陸機動団(仮称)」の準備組織。

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