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*&ruby(たんそせんいきょうかじゅし){【炭素繊維強化樹脂】}; [#c500ede5] C-FRP(Carbon-Fiber Reinforced Plastic)~ ~ 糸状の炭素(炭素繊維)を織り重ねて樹脂で硬化した素材のこと。~ カーボン樹脂と呼んだり、単にカーボンと呼ぶ場合もある。~ ~ 樹脂を染み込ませてから専用の「窯」で焼き上げるドライカーボンと、樹脂で接着した((エポキシ樹脂など、空気に触れるだけで固まる樹脂を使う))ウェットカーボンがある。~ ドライタイプは軽く高強度を誇り、しなやかで割れにくいが、製作が難しくコストが掛かる。~ ウェットタイプは単に樹脂で固めただけなので重く、強度も低く割れやすいが非常に安く製作する事が出来る。~ ~ 今日の[[航空機]]やレースカーで使われているものは、もちろん高価で高性能なドライタイプである。~ ウェットタイプは主に装飾用で使われ、自動車用品店等で目にする安価なカーボン素材はこちらの方が多い。~ 双方とも見た目は非常に美しいので民生品はあえて塗装などをせず、素材感を強調した製品が多いのも特徴である。~ 繊維強化プラスチックの一種で、糸状の炭素(炭素繊維)を織り重ね、樹脂で硬化させた素材。~ 「カーボン樹脂」、または単に「カーボン」とも呼ばれる。~ :ドライカーボン|樹脂を染み込ませてから専用の窯で焼き上げたもの。~ 軽く高強度を誇り、しなやかで割れにくいが、製作が難しくコストが掛かる。~ 主な用途は[[航空機]]・レースカーなど。 :ウェットカーボン|加熱処理を行わず、炭素繊維を樹脂に浸して固めただけのもの。~ ドライカーボンほどの強度はなく((ガラス繊維強化プラスチックと同程度。))、割れやすく、重いが、製造工程が単純で安価。~ 主な用途は民生品の装飾・補強。あえて塗装せずカーボンの素材感を強調した製品が多い。