【単葉機】(たんようき)

左右両側に主翼が各1枚の飛行機
現在就役している飛行機の殆ど全ては単葉機である。

戦闘機として、広く開発されたのは1930年代以降で、初期のものとしてはドイツ・メッサーシュミット社のBf109、ソビエト・ポリカルポフ?I-16?、日本・三菱重工業九六式艦上戦闘機などがあげられる。*1

単葉機は、複葉機に比べて空力的に洗練されており、高速を発揮しやすい。
ちょうど同時期に第二次世界大戦が勃発し飛行機の必要性が高まったことと、密閉型コックピット引き込み脚?が開発されたことで、飛行機の速度は飛躍的に増大した。

なお、胴体に対する主翼取り付け位置により、低翼機・中翼?機・高翼機に分けられる。


関連:複葉機 三葉機?


*1 但し史上最初の戦闘機と言われるモラーヌ・ソルニエL?フォッカーE.Iは1915年製ながら単葉機である。

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