【増槽】(ぞうそう)

機体内部にあるのではなく、外部に装着して使用する燃料タンク。無論着脱可能。但し中には標準装備で着脱不可のものもある。主に戦闘機に装着される。第二次世界大戦前後から大々的に使用されはじめ、今日に至るまで戦闘機攻撃機の遠距離飛行に欠かせない物となっている。

第二次世界大戦当時は機関銃による撃ち合いが主流であったため、重量があり、空気抵抗を伴い、被弾に弱い増槽は敵を発見次第投棄するのが普通だった。
今日ではミサイルによる戦闘が主流となったため、湾岸戦争におけるF/A-18マルチロールファイター参照)の爆弾のように敵と交戦してもそのままのことが多い。

また最近ではコンフォーマルタンクのような密着タイプも開発され、配備されている。

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