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*&ruby(せいふせんようき（にほん・にだい）){【政府専用機（日本・2代）】}; [#xd8001ca]
日本国政府が、天皇・皇后両陛下や内閣総理大臣などの賓客を輸送するために用いてきた[[B747-47C]]の後継として、2018年に導入した機体。~
[[ボーイング]]社の大型[[双発>双発機]][[旅客機]]・[[B777-300ER>B777]]をベースとしており、2019年度から[[航空自衛隊]]により運用開始される予定。~
>なお、[[B777]]にとっては本機が初の[[軍用機]]型となった((これより以前、[[アメリカ空軍]]に[[空中給油機]]型が提案されていたが、[[B767]]ベースの「KC-46」に敗れて不採用となっていたため。))。
先代の[[B747-47C]]同様、[[乗員>エビエーター]]はすべて[[航空自衛官>自衛官]]が務めるが、航空自衛隊はB777の運用教則を保有していない。~
このため、機体の重整備・乗員の教導・[[グランドハンドリング]]は一部[[全日本空輸]]に委託される予定((先代の[[B747-47C]]は[[日本航空]]が受託しており、本機の選定トライアルにも日本航空は参加していたが、納期やサポート体制の面で全日本空輸に敗れている。))。~
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機内は[[B747-47C]]と同様、貴賓室（非公開）・会議室・事務室や秘書官室・随行員室・一般客室などに分かれており、秘書官室・随行員室は[[ビジネスクラス]]、一般客室は[[プレミアムエコノミー>エコノミークラス]]相当の座席となっている。~
客室には[[B747-47C]]にはなかった「座席ごとの娯楽設備」が備えられている他、機内wi-fiの設備も備えられている。
