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- 1 (2011-02-06 (日) 20:07:43)
- 2 (2011-02-07 (月) 00:09:20)
- 3 (2011-02-07 (月) 15:09:35)
【世宗大王級駆逐艦】 †
韓国海軍初のイージス艦。
計画名の『KDX-III』で呼ばれることもある。
2004年から建造が開始され、1番艦は2008年に就役した。建造費は1隻当たり約1,045億円相当とされる。
ステルス性を重視した設計とされているが、一通りの外見は海自のあたご型やこんごう型、米海軍のアーレイ・バーク級と似ている。
イージスシステムについては、最新のベースライン7を搭載しているが、対潜システムなどは削除された模様である。
兵装については国産のSSM-700K「海星(ヘソン)」対艦ミサイルや韓国版アスロックとされるK-ASROC「赤鮫(ホンサンオ)」などを搭載するほか、現在開発中の「天龍(チェンロン)」巡航ミサイルの搭載が予定されている。
なお、当初は6隻が建造・就役予定であったが、最終的に着工済みの3隻のみになる予定である。
スペックデータ †
排水量 (基準/満載) | 7,700t/11,000t |
全長 | 165.9m |
全幅 | 21.4m |
喫水 | 6.25m |
機関 | COGAG方式 2軸推進(出力10,500hp) GE LM2500ガスタービン×4基 |
電力 | ロールス・ロイスAG9140RFガスタービン発電機×3基(出力3,000kW) |
速力 (最大/巡航) | 30ノット+/16ノット |
航続距離 | 5,500海里/20ノット |
乗員 | 300名 |
兵装 | Mk.45 Mod4 62口径5インチ(127mm)単装砲×1基 ゴールキーパー 30mmCIWS×1基 Mk.41VLS×80セル2基(SM-2 Block3Bを搭載) VLS×16+32セル1基(K-ASROC「赤鮫」SUM・「天龍」SLCM(開発中)を搭載) SSM-700K「海星」対艦ミサイル4連装発射筒×4基 Mk.49 21連装ミサイル発射機×1基(RIM-116を搭載) Mk.32 3連装324mm短魚雷(対潜魚雷)発射管×2基(K745「青鮫」またはMk.46を搭載) |
艦載機 | スーパーリンクスorSH-60哨戒ヘリコプター×2機 |
C4Iシステム | KNTDS(リンク11)+JTIDS(リンク16) Mk.7 AWS+ASWCS-K(開発中)+SLQ-200 |
レーダー | SPY-1D(V) 多機能レーダー×4面1基 AN/SPG-62火器管制レーダー×3基 VAMPIR-MB光学捜索追跡システム×2基 |
ソナー | DSQS-21 BZ-M 艦首バウソナー CAPTAS 曳航ソナー |
電子戦・ 対抗手段 | SLQ-200 ソナタ統合電子戦システム SLQ-261K デコイシステム KDAGAIE Mk2チャフ・フレア展開装置×4基 |
同型艦 †
# | 艦番号 | 艦名 | 主造船所 | 起工 | 進水 | 就役 |
1番艦 | DDG-991 | 世宗大王 (ROK Sejong the Great) | 現代重工業 | 2004.11.11 | 2007.5. | 2008.12. |
2番艦 | DDG-992 | 栗谷李珥 (ROK Yulgok Yi I) | 大宇造船海洋 | ---- | 2008.11.14 | 2010.8.31 |
3番艦 | DDG-993 | 権慄 | 現代重工業 | ---- | ---- | 2012年予定 |