【従軍聖職者】 †
宗教に関する専門知識・技能(祭祀の作法など)を持ち、軍隊内部で宗教的活動に従事する者のこと。
宗派により「従軍牧師」「従軍司祭」「従軍僧」などと呼ばれる。
軍施設内での宗教的行事の主宰や末期患者の看取り、将兵への(宗教的観点からの)精神教育などに従事する。
(国によって差異はあるが)航空機パイロットや軍医などと同様、高度な専門知識を以て勤務にあたることから、幹部クラスの階級で遇されることが多い。
また、ジュネーブ条約などの戦時国際法により、衛生兵と同様に保護対象とされている。
なお、現在の我が国(自衛隊)には存在しない。