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*&ruby(かごしまくうこう){【鹿児島空港】}; [#edf53750]
鹿児島県霧島市に所在する[[拠点空港>空港]]（国管理空港）。~
[[日本エアコミューター]]がハブ空港としている。~
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本空港は多くの離島路線を抱えるため、旧[[第二種空港]]としては国内有数の規模を持っている。~
また、[[海上保安庁]]第十管区海上保安本部鹿児島航空基地（JCG Kagoshima Air Base）を併設している。~
加えて、九州では初となる[[ビジネス機]]専用ターミナルも備えている。~
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本空港は標高272ｍの地点に立地しているため、有視界飛行をする小型機が最低安全高度以下の[[高度]]で飛行して空港に戻る際に「[[着陸]]のために上昇する」という、他の空港ではあまり見られない現象が起きる。~
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2017年からは[[宮崎空港]]の[[管制>航空交通管制]]業務の一部（出発・[[進入>アプローチ]]、[[航空自衛隊]][[新田原基地]]への管制を含む）を代行している他、県内で[[航空管制官]]が常駐しない6か所の空港に対する「リモート管制」も行っている。~
**略史 [#qb5ba628]
本空港の歴史は、1932年に現在の鹿児島市鴨池地区に「鹿児島市営水陸両用[[飛行場]]」として建設されたのに始まる。~
[[大東亜戦争]]中は[[海軍>日本軍]]が徴用し「海軍鹿児島基地」として使用されていた。~
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戦後、1957年に同地にて再開され、極東航空（現在の[[全日本空輸]]の前身）が[[DC-3]]及びデ・ハビランド「ダブ」による定期便を開設。~
1962年には全日本空輸による[[沖縄>那覇空港]]線開設に伴い、CIQ（税関・出入国管理・検疫）機能を備える税関空港に指定((当時、沖縄はアメリカ合衆国の統治下にあった。))された。~
しかし、[[滑走路]]が1,200ｍ（実質1,080ｍ）と短く、大型機の就航ができなかったこともあって、1972年に現在地に移転。~
2,500ｍの滑走路に国内線・国際線専用ターミナルを備える本格的な国際空港として生まれ変わり、現在に至っている。~
