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- 航空業界再編 へ行く。
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【航空業界再編】 †
一般的には旅客機を運用する航空会社の再編として語られる事が多いが、航空機を製造する機体メーカーもジェット機登場に伴い大きな再編が行われている。
黎明期の航空機は機体構造が単純で、動力も自動車エンジン技術の延長上であるレシプロエンジンが使われているなど、既存の技術が流用しやすかったことから、実に多くの会社が航空機製造に携わっていた。
しかし、後にジェットエンジンの登場によって一気に機体構造が複雑化し、これによる高コスト化によって、多くのメーカーが買収と合併を繰り返す事になる。
また、第二次世界大戦の終結や冷戦構造が崩れた事で、財政的な負担を避けるために新型軍用機の需要が激減。
これによって、一時は業界トップの座にあったメーカーですらも財務状況を悪化させ、ライバル会社と合併せざるを得ない状況となった。
現在まで存続している航空機メーカーは非常に少数となっており、その規模も寡占によって巨大化する傾向にある。
ボーイング †
ボーイング | → | → | ボーイング(現在の存続会社) |
バートル?*1 | ↑合併 | ↑ | ↑ |
ノースアメリカン | ノースアメリカン | ↑合併 | ↑ |
カーチス | ↑事業売却*2 | ↑ | ↑ |
デ・ハビランド・カナダ? | (国有化) | ↑合併 | ↑ |
ダグラス | マクダネル・ダグラス | → | ↑合併*3 |
マクダネル | ↑合併 | ↑ | |
ヒューズ? | → | ↑事業売却*4 |
ロッキード・マーチン †
ロッキード | → | ロッキード・マーチン(現在の存続会社) |
マーチン | マーチン・マリエッタ | ↑合併 |
アメリカン・マリエッタ | ↑合併 |
ノースロップ・グラマン †
ノースロップ | ノースロップ・グラマン(現在の存続会社) |
グラマン | ↑合併 |
EADS(欧州航空宇宙防衛会社) †
アエロスパシアル | → | → | EADS(現在の存続会社) |
メッサーシュミット | メッサーシュミット・ベルコウ・ブローム?(MBB) | ダイムラー・クライスラー・アエロスペース?(DASA) | ↑合併 |
ベルコウ? | ↑合併 | ↑ | |
ブローム・ウント・フォス? | ↑事業売却*5 | ↑ | |
コンスラクシオネス・アエロノーティカ(CASA) | → | → | ↑合併 |
BAEシステムズ †
ヴィッカース・アームストロング? | ブリティッシュ・エアクラフト?(BAC) | ブリティッシュ・エアロスペース (BAe) | BAEシステムズ?(現在の存続会社) |
ハンティング | ↑合併 | ↑ | |
ブリストル? | ↑合併 | ↑ | |
イングリッシュ・エレクトリック? | ↑合併 | ↑ | |
スコティッシュ・アビエーション? | → | ↑事実上の合併(国有化) | |
マイルズ? | ビーグル・エアクラフト | ↑事実上の合併(国有化) | |
オースター | ↑合併 | ↑ | |
ホーカー・シドレー? | ホーカー・シドレー? | ↑合併 | |
ブラックバーン? | ↑合併 | ||
アブロ? | ↑合併 | ||
デ・ハビランド? | ↑合併 | ||
フォーランド? | ↑合併 |
ボンバルディア †
*1 パイアセッキ?のタンデムローター部門に由来。
*2 航空部品部門は存続。
*3 民間ヘリコプター部門のみ後にMDヘリコプターズとして再独立。
*4 ヘリコプター部門。ミサイル部門はレイセオン?に売却。
*5 造船部門は存続。