【交差反転ローター】(こうさはんてんろーたー)

ヘリコプターにおいて、機体の上から2本のローターマストがV字型に突き出ており、2組のローターによって飛行するもの。
2組のローターの軌跡は交差しているが、ローターブレードが衝突しないように回転が同調している。
テイルローターを必要とせず、タンデムローターよりも短い機体にでき、二重反転ローターのように複雑なトランスミッションを必要としないことから、低コストで高い揚力を実現することができる。
しかしながら抗力が非常に大きいため速度が出せず、乗り物というよりはクレーンのような使い方をされる。

実用例はカマン?社のHH-43?K-Max?など。


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