- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- 空中聴音機 へ行く。
- 1 (2008-07-04 (金) 13:50:06)
- 2 (2008-07-04 (金) 13:54:16)
- 3 (2008-07-05 (土) 14:58:54)
- 4 (2008-07-18 (金) 11:41:58)
- 5 (2013-04-04 (木) 23:34:56)
【空中聴音機】 †
航行する飛行機の爆音を探知する装置。空中早期警戒システムの一種。
巨大なお椀型のものや、ラッパのような形状のもの、「お面」のような顔に装着する滑稽な形のものまで大小様々な聴音機が1920年代を全盛に40年代まで開発された。
条件が良ければ30km以上の距離で爆撃機を探知できた*1。
しかし20年頃にはせいぜいマッハ0.1〜0.2程度しか速度が出なかった飛行機は、40年代にはマッハ0.4〜0.5もの速度が出せるようになり、音による早期警戒ではあまりにも遅すぎ、意味を成さなくなってしまった。瞬時に飛行機を探知できるレーダーが実用化されると聴音機は姿を消していった。
補助的にではあるがバトル・オブ・ブリテンや日本本土の防空戦においても使用されている。