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*&ruby(ろしあせんりゃくろけっとぐん){【ロシア戦略ロケット軍】}; [#ndc2ade2]
Ракетные войска стратегического назначения（略称:РВСН）~
露：Ракетные войска стратегического назначения（略称:РВСН）~
英：Strategic Missile Forces of the Russian Federation.~
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ロシアの軍事組織のひとつで、[[陸>陸軍]][[海>海軍]][[空軍]]及び[[空挺軍>空挺部隊]]と並んで[[ロシア連邦軍>ロシア軍]]を構成する軍（兵科）のひとつである。~
[[ロシア軍]]における[[戦略核>戦略核兵器]]戦力の主要構成要素であり、任務は「[[核兵器]]によるロシア領土に対する侵略の抑止」ならびに「敵の軍事あるいは経済施設に対する[[核ミサイル>ミサイル]]打撃による撃破」である。~
人員は軍人16万人および軍属5万人からなり、司令部はモスクワ郊外のオジンツォフに置かれている。~
>「ロケット軍」との表記がされることも多いが、宇宙関係の任務（[[軍事衛星]]の開発・運用や[[ミサイル防衛]]など）は「[[航空宇宙軍>ロシア空軍]]」の担当であり、本軍の担当ではない((ロシア語においては[[ミサイル]]も（宇宙）ロケットも「ラケータ」というひとつの単語で表現される。))。
ロシアの軍事組織のひとつ。[[戦略核兵器]]の管理運用を主任務とする。~
[[陸軍]]・[[海軍]]・[[空軍]]・[[空挺軍>空挺部隊]]と並んで[[ロシア連邦軍>ロシア軍]]を構成する。~
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「ロケット軍」という訳語から混同される事があるが、[[弾道ミサイル]]の運用を担当しており、宇宙ロケットは専門外。~
[[軍事衛星]]や[[ミサイル防衛]]は戦略ロケット軍ではなく[[ロシア航空宇宙軍>ロシア空軍]]が担当する。~
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人員は軍人16万人および軍属5万人。司令部はモスクワ郊外のオジンツォフに置かれている。~
組織としては「戦略ロケット軍司令部」を筆頭に、実戦部隊（ロケット軍3個、ロケット[[師団]]11個）や軍事アカデミー、教育部隊や軍司令部直属部隊などが設置されている。~
そして各ロケット師団の隷下にはロケット連隊、[[支援兵科および後方部隊>兵站]]が設置され、[[ロケット運搬体>ミサイル]]369発・[[核弾頭>核兵器]]1,247発を装備している。~
各ロケット師団の隷下にはロケット[[連隊]]と[[後方支援部隊>兵站]]が設置され、[[ロケット運搬体>ミサイル]]・[[核弾頭>核兵器]]を装備している。~
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関連:[[アメリカ戦略軍]] [[第20空軍（アメリカ軍）]]
**組織構成 [#ff05d55e]
-第27[[親衛>親衛隊]]ロケット軍（司令部：ウラジーミル）
--第98独立飛行隊：ウラジーミル
--第7親衛ロケット師団：ヴィポルゾヴォ。RT-2PM×18発
--第14ロケット師団：ヨシュカル・オラ。RS-24×27発
--第28親衛ロケット師団：コゼリスク。RS-24×15発（ミサイルサイロ）（2020年1月時点）
--第54親衛ロケット師団：テイコヴォ。RS-24×18発、RT-2UTTH×18発
--第60ロケット師団：タチシチェヴォ。UR-100N UTTH×30発、RT-2UTTH×60発~
関連：[[アメリカ戦略軍]] [[第20空軍（アメリカ軍）]]
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-第31ロケット軍（司令部：オレンブルク）
--第102独立飛行隊：オレンブルク
--第8ロケット師団；ペルヴォマイスキイ
--第13ロケット師団：ドムバロフスキー。R-36M2（ミサイルサイロ）×18発((RS-28「サルマト」に置き換え予定。))、UR-100NUTTH((「アバンガルド」[[超音速]]滑空体を装備。))×4発（2020年12月時点）
--第42ロケット師団：ニジニー・タギル。RS-24×27発~
**主な部隊（2020年1月時点） [#hdb901d3]
-第27親衛ロケット軍（27th Guards Rocket Army） （司令部：ウラジーミル（ヴィラジーミル州））
--第98独立飛行隊（98th Mixed Aviation Squadron）
--第7親衛ロケット師団（7th Guards Rocket Division）（ヴィポルゾヴォ）
---RS-24「ヤルス（[[NATOコード]]：SS-29）」×18発以上
--第14ロケット師団（14th Rocket Division）(ヨシュカル・オラ（ロシア連邦・マリーエル共和国））
---RS-24×27発
--第28親衛ロケット師団（28th Guards Rocket Division）（コゼリスク（カルーガ州））
---RS-24（[[ミサイル]][[サイロ]]）×29発
--第54親衛ロケット師団（54th Guards Rocket Division）（テイコヴォ（イヴァノヴォ州））
---RS-24×18発（2011年11月時点）、RT-2UTTH「トーポリ-M」×18発
--第60ロケット師団（60th Rocket Division）（タチシチェヴォ（サラトフ州タチシェフスキー郡））~
---UR-100NUTTKh×30発（ミサイルサイロ）、RT-2UTTH×60発（ミサイルサイロ）~
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-第33親衛ロケット軍（司令部：オムスク）
--第105独立飛行隊：オムスク
--第29親衛ロケット師団：イルクーツク、RS-24×27発
--第35ロケット師団：バルナウル。RT-2PM×36発、RS-24
--第39親衛ロケット師団：ノヴォシビルスク。RS-24×27発
--第62ロケット師団：ウジュル。R-36M2（ミサイルサイロ）×28発((RS-28「サルマト」に置き換え予定。))~
-第31ロケット軍（オレンブルク（オレンブルク州））
--第102独立飛行隊（102nd Mixed Aviation Squadron）
--第8ロケット師団（8th Melitopol Red Banner Rocket Division）（ペルボマイスキー（キーロフ州））
--第13ロケット師団（13th Red Banner Rocket Division）（ドムバロフスキー（オレンブルク州））
---R-36M2（ミサイルサイロ）×18発((RS-28「サルマト（NATOコード：SS-X-29 or SS-X-30『サタン2』）」に更新予定。))、UR-100NUTTH（ミサイルサイロ）×8発(([[極超音速]]滑空体（HGV）「アヴァンガルド」を搭載。))
--第42ロケット師団（42nd Rocket Division）（ニジニー・タギル（スヴェルドロフスク州））
---RS-24×27発~
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-第33親衛ロケット軍（オムスク（オムスク州））
--第105独立飛行隊（105th Mixed Aviation Squadron）
--第29親衛ロケット師団（29th Guards Rocket Division）（イルクーツク（イルクーツク州））
---RS-24×27発
--第35ロケット師団（35th Rocket Division）（バルナウル（アルタイ地方））
---RT-2PM「トーポリ」×36発、RS-24
--第39親衛ロケット師団（39th Guards Rocket Division）（ノヴォシビルスク（ノヴォシビルスク州））
---RS-24×27発
--第62ロケット師団（62nd Rocket Division）（ウジュル（クラスノヤルスク州ウジュルスキー郡））~
---R-36M2（ミサイルサイロ）×28発((RS-28「サルマト（NATOコード：SS-X-29 or SS-X-30『サタン2』）」に更新予定。))
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