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*&ruby(ゆー・はぶ・こんとろーる){【ユー・ハブ・コントロール】};
飛行中に操縦系統の操作している[[パイロット]]がもう一人のパイロット（[[機長]]・[[副機長]]）に~
飛行の操作を譲る時に相手に対してこのように合図する。~
このように合図しない場合、トラブル発生時に誰が操縦を担当していたかが分からなくなるので必ず行うようにする。~
単に「ユー・ハブ」と省略することのほうが多い。~
*&ruby(ゆー・はぶ・こんとろーる){【ユー・ハブ・コントロール】}; [#odffb0fd]
You have control.~
日本語に訳せば「あなたが操縦してくれ」。~
単に「ユー・ハブ」と省略して言う事も多い。~
~
[[パイロット>エビエーター]]（[[機長]]・[[副機長]]）が操作を交代する際はこのような宣言をすることが義務づけられている。~
それまで操作していた側が「ユー・ハブ（・コントロール）」と宣言する事で[[操縦桿]]から手を離す事を示し、交代要員が「[[アイ・ハブ（・コントロール）>アイ・ハブ・コントロール]]」と返答する事で操作を交代した事を示す。~
急病など会話不能な異常事態では、交代する[[パイロット>エビエーター]]が事情を宣言した上で「[[アイ・ハブ（・コントロール）>アイ・ハブ・コントロール]]」を宣言する。~
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このような合図は、[[墜落]]などの事故発生時に[[ボイスレコーダー>ブラックボックス]]による状況解析を補助するために行われている。~
操縦訓練でも教官と生徒との間で交わされ、訓練を始める際に教官から生徒へ「ユー・ハブ」が宣言されて訓練を開始する。~
危険と判断した場合は、教官から「アイ・ハブ」が宣言されて生徒は操縦を中断し、教官の操縦になる。~
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関連：[[アイ・ハブ・コントロール]]
