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【マクダネル・ダグラス】 †
マクダネル・ダグラス(McDonnell? Douglas)。
ジェームス・マクダネルが起業したマクダネル・エアクラフト社と、ドナルド・ウィルズ・ダグラス設立のダグラス・エアクラフト社が、1960年代に合併したことによって誕生した航空機メーカー。本社はミズーリ州セントルイスにあった*1。
ジェット旅客機DC-8とDC-9のコスト高*2や、ベトナム戦争に端を発する経営難に陥ったダグラスは合併案を模索、マクダネルの応募を受け入れて両社は合併した。
旧ダグラス部門の責任者に旧マクダネル社の社長が就任したことから、マクダネルによる吸収合併とされる事もある。
合併後もF-15やF/A-18といった傑作戦闘機を輩出し、アメリカの航空産業を代表するメーカーとなった。
他にもハープーン、トマホークといったミサイルの製造にも携わっている。
民間部門でもDC-9、DC-10、MD-80やMD-90、MD-11といった傑作旅客機を輩出し、ボーイングやエアバスと肩を並べる旅客機メーカーとしての地位も確立した。
特にDC-10はロッキード社のL-1011「トライスター」に対する格好のライバル的存在となり、激しい受注合戦を繰り広げた。
しかし、米ソ冷戦終結後の軍縮において、JSFやATFなどの次世代戦闘機開発競争に敗北・ATA?(A-12?)の開発中止*3、民間部門でも大型化への波に乗り遅れた事から深刻な販売不振に陥る。
そして1997年7月31日にボーイング社へ吸収され、同年8月1日にマクダネル・ダグラス社としての活動を休止した。
カリフォルニア州ロングビーチにあった工場は、ボーイング吸収後も稼動していたが、2006年5月23日、B717(旧名MD-95)の最終号機(第156号機)生産を以って活動を停止している。
関連:MDヘリコプターズ
主な製品 †
※合併以前の製品についてはマクダネル・エアクラフト及びダグラス・エアクラフトの項目を参照。
民間機 †
- DC-9(ダグラス・エアクラフトから継承)
- DC-10(ダグラス・エアクラフトによる設計)
- MD-10(DC-10の近代化改修型)
- MD-11(DC-10の胴体延長型)
- MD-12(計画中止)
- MD-17(C-17の民間版。開発中止)
軍用機 †
- AH-64「アパッチ」(ヒューズ・ヘリコプター?から継承)
- F-4「ファントムII(マクダネル・エアクラフトから継承)
- F-15「イーグル」
- F/A-18「ホーネット」(A型〜D型)
- C-9「ナイチンゲール/スカイトレインII」
- C-17「グローブマスターIII」
- KC-10「エクステンダー」
- YC-15(試作のSTOL輸送機)
*1 セントルイス国際空港に工場を併設。
*2 当時、ダグラスは両機のバックオーダーを大量に抱え、9〜18ヶ月もの納入遅れを起こして航空会社に違約金を払っていたほどだった。
*3 その後、米政府から開発費の返還訴訟を起こされる。