【ポーランド特別軍】(ぽーらんどとくべつぐん)

概要
創設2007年5月24日
所属国ポーランド共和国?
分類特殊部隊
上級部隊ポーランド共和国軍?
司令部所在地マウォポルスカ県 県都クラクフ


Polish Special Forces(英)/ Wojska Specjalne(波).

の三軍にそれぞれ所在していた特殊部隊を統合して創設された、ポーランド共和国軍における軍種の一つ。 参謀本部による直接的な指揮の下、6つの特殊部隊が設けられており、人員は2020年時点で約3400人程度とされている。


特別軍所属の部隊一覧

JWグロム(波:Jednostka Wojskowa Grom, GROM)

1990年7月に創設された、対テロ・対不正規戦?担当の即応機動部隊。しかし実際にはアフガニスタン戦争やイラク戦争にて、米英軍とともに実戦経験を積んでいる。因みにグロムという単語はポーランド語で「雷鳴」という意味。

JWコマンドソウ(波:Jednostka Wojskowa Komandosów, JWK)

1961年に創設された第6空挺?旅団隷下の偵察部隊が素となり、1993年に連帯規模の特殊部隊へ改組された、特別軍の中で一番最古とされている特殊部隊。ここに所属している全隊員が「緑の戦術(特殊作戦・不正規戦)」、「黒の戦術(市街地戦)」、「青の戦術(海上や湾岸地域での戦闘)」、「赤の戦術(戦地での医療活動・捜索救難)」を遂行する能力を持つ。

JWフォルモザ(波:Jednostka Wojskowa Formoza, JW FORMOZA)

ポーランド北部の港湾都市、グディニャに本部を置く、海上特殊作戦部隊。アメリカ海軍のNavy SEALsや、海上自衛隊の特別警備隊?に匹敵するような構造となっている。

JW アガト(波:Jednostka Wojskowa Agat, AGAT)

2011年に創設されたレンジャー部隊で、ポーランド南部の都市・グリヴィツェに拠点を置く。第二次世界大戦中にナチス・ドイツ軍によって占領されたポーランドにおけるレジスタンス組織、「国内軍」の戦闘分遣隊に敬意を表わす為に、「反ゲシュタポ(英:Anti-Gestapo)」の単語を略したのが部隊名の由来となっている。

JWニル(波:Jednostka Wojskowa Nil, NIL)

ヒューミントシギント?等での情報招集を担当する特殊作戦支援部隊。2008年に創設され、クラクフに本部が設けられている。

第7航空特殊作戦部隊(波:7 Eskadra Działań Specjalnych, 7 EDS)

M134 ミニガンを装備した多用途ヘリコプターを用いての特殊部隊員の輸送や近接航空支援を担当するという、アメリカ陸軍の第160特殊作戦航空連隊に類似している部隊。ポーランド西部の都市・ポビツに拠点を持つ。

装備品

(作成予定)


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