【ヒットトゥーキル】 †
Hit-to-kill.
兵器の弾体を標的に直撃させる事、もしくはそうする必要のある兵器。
榴弾・焼夷弾・燃料気化爆弾・核爆弾など、直撃せずとも周辺被害を及ぼす兵器との比較で用いられる語。
小銃・拳銃などの銃撃、徹甲弾・成形炸薬弾・バンカーバスターなどが該当する。
射出で生じた運動エネルギーで標的に衝突させる場合と、標的との衝突で起爆する衝撃信管を用いる場合がある。
ヒットトゥーキルの利は破壊力を一点に集約できる点にあり、特に堅固な装甲を貫通する上で必要とされる。
一方、目標が機動すると容易く射線から外れてしまうため、動く目標・小さな目標に対する攻撃には向かない。
また、破壊力が局所に集中する性質上、巨大で分散したシステム(基地など)への攻撃にも適さない。