【エーリッヒ・ハルトマン】(えーりっひ・はるとまん)

Erich Hartman
第二次世界大戦時のドイツ軍?トップエースであり、歴史上最も多くの航空機を撃墜したパイロット
活躍したのは1943年夏以降の対ソビエト?戦で、1944年3月までの僅か1年で前人未到の300機撃墜を記録し、ソビエト?空軍から「ウクライナの黒い悪魔」と呼ばれた。
生きて生還することを信条としていたため、彼の部下を含めて無傷で戦い続けたことも興味深い。
最終的な撃墜数は352機に達し、今後も決して破られることが無いであろう世界記録を樹立した。

戦後はソビエト?で10年にわたる抑留生活を余儀なくされたが、1955年10月に帰国し、家族との再会を果たした。
その後は西ドイツ?空軍で航空団指令などを勤めていたが、1970年には48歳という若さで現役を退いた。
東西ドイツの統一を見届けた後、1993年に71歳で亡くなっている。

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