*&ruby(ひこうきょうどうぐん){【飛行教導群】}; [#t0023c63] |>|概要| |創設|2014年((「[[飛行教導隊]]」としての創設は1981年。))| |所属国|日本国| |部隊編制単位|群| |兵種、任務、特性|[[アグレッサー]]| |上級部隊|航空戦術教導団| |所在地|[[小松基地>小松飛行場]](石川県小松市)| JASDF Tactical Fighter Training Group.~ ~ [[航空自衛隊]]の保有する[[アグレッサー]][[部隊]]。石川県・[[小松基地>小松飛行場]]をベースとしている((2016年6月、それまでの[[新田原基地]]から移駐した。))。~ 2014年8月、[[航空総隊]]の改編に伴って、それまで同隊の隷下にあった[[飛行教導隊]]をベースに創設された。~ ~ (前身の[[飛行教導隊]]もそうであったというが)全国の[[戦闘機パイロット>エビエーター]]の中でも精鋭を集めているといわれているが、選抜基準の詳細は公表されていない。~ 部隊が入隊希望者を募集するという事はしておらず、現役隊員からの推薦に応じて移籍を打診するものと推定されている。~ ~ 本部隊に属する[[パイロット>エビエーター]]には、通常の[[パイロット>エビエーター]]には必要とされない技術(([[目視内射程]]での[[格闘戦>ドッグファイト]]、他者の操縦技量の分析、教官としての指導要領など。))への適性や、[[スパイ]]活動に関する懸念((飛行教官が日本国のために[[スパイ]]活動を行う事はあり得ないが、諸外国の[[スパイ]]に、部隊の保有する国防機密を売り渡す事はあり得る。))など、操縦技量以外にも問われる資質・適性が多々ある。~ ~ 現在の使用機材は[[F-15DJ>F-15]]。[[飛行教導隊]]としての創設当初には[[T-2>T-2(日本)]]を用いていた時期もある((飛行特性が[[冷戦]]当時の東側諸国の代表戦闘機であった[[MiG-21]]に似ていたほか、当時、新田原基地に所属する第6飛行隊に同機の姉妹機・[[F-1]][[支援戦闘機]]が配備されており、運用面での負担軽減の目的もあった。))。~ [[仮想敵国]]の[[空軍]]が使用する戦闘機を模した((それ以外にも、敵の動きに対してどう動くかを理詰めで考えさせ「敵機が見えなかった」と言い訳ができないようにする意図もあるという。))とされる特別塗装が特徴((「みずあお」「ちゃいろ」「みどり」「からし」 「スカラー」「くろ」「まだら」などと呼ばれる。))となっている。~ 複座型の機体に[[アグレッサー]]2人が搭乗し、一人が空戦機動を行い、もう一人が相手の動きをチェックする。~