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*&ruby(えすえーじゅうく){【SA-19】}; [#e023167f] 旧ソ連が開発した、最新の短距離[[地対空ミサイル]]。 [[NATOコード]]では「SA-19 グリフォン」と言い、ロシアでは「9M311」と言う。開発時期は1986年で1988年には配備が開始された。誘導方式は半自動レーダー指令誘導方式。 [[2S6]]「ツングースカ」自走対空砲の砲塔両脇のキャニスタに4発ずつ、計8発が装備されている。~ 旧ソ連が開発した、最新の近距離/近接[[防空ミサイル>地対空ミサイル]]。~ [[NATOコード]]ではSA-19「グリソン」、ロシアでは「9M311『トライアングル』」と呼ばれる。~ 開発時期は1986年で1988年には配備が開始された。誘導方式は半自動レーダー指令誘導(SACLOS)方式。~ ~ [[2S6「ツングースカ」>2S6]]自走対空砲や「コールチク(CADS-N-1)」複合CIWSの[[砲塔]]両脇のキャニスタに4発ずつ、計8発が装備されている。~ ロシア軍での配備数は不明だが、インドやペルーにも輸出されている。~ **SA-19のバリエーション [#fcb5cf34] -9M331(SA-19):量産型。 -9M331M:最大射程を延伸した型。 -SA-N-11:[[艦対空ミサイル]]型、詳しくは[[SA-N-11]]を参照。 ~ **性能諸元[#fcb5cf34] |全長|2.56m(9M331)&br;3.2m(9M331M)| |直径|7.6cm(9M331)&br;17cm(9M331M)| |ブースター直径|15.2cm| |翼幅|50cm| |重量|57kg| |推進方式|二段式[[固体ロケット>固体燃料ロケット]]| |最大速度|910m/sec(9M331)&br;1,100m/sec(9M331M)| |最大高度|1,500〜3,500m(9M331)&br;5,000〜6,000m(9M331M)&br;10km(9M331-M1)| |射程|2,500〜8,000m(9M331)&br;1,000〜12,000m(9M331M)| |[[G]]限界|-| |誘導方式|無線SACLOS| |弾頭|[[HE>榴弾]] 連続ロッド(9kg)| |信管|[[レーザー]][[近接信管]]| ~ **バリエーション [#fcb5cf34] -9M331(SA-19):~ 量産型。~ ~ -9M331-1:~ 輸出型。~ ~ -9M331M(3M88):~ 最大射程を延伸した改良型。~ ~ -9M331K(3M87(SA-N-11)):~ [[艦対空ミサイル]]型。~ 「コールチク(CADS-N-1)」[[CIWS]]システムに搭載。~ ~ --9M331-1E:~ 9M331Kの輸出型。~ ~ -9M331-M1:~ ツングースカM1に搭載される最終発達型。~ [[ECCM]]性能が向上するとともに、射程が10kmに延伸された。~ 9M331(SA-19グリフォン)~ 全長 2.56m~ 直径 7.6cm~ ブースター直径 15.2cm~ 翼幅 50cm~ 弾頭 9kg破片効果HE~ 最大速度 910m/sec~ 最大高度 1,500〜3,500m~ 射程 2,500〜8,000m~ G限界 不明~ 9M331M~ 全長 3.2m~ 直径 17cm~ ブースター直径 15.2cm~ 翼幅 50cm~ 弾頭 9kg破片効果HE~ 最大速度 1,100m/sec~ 最大高度 5,000〜6,000m~ 射程 1,000〜12,000m~ G限界 不明~