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*&ruby(ぶろーにんぐおーとまてぃっくらいふる){【BAR】}; [#s9a53b55] Browning Automatic Rifle~ ~ アメリカのジョン・M・ブラウニング氏が設計・開発した自動火器。~ 名前の通り、20連の着脱式箱型弾倉を使用する[[自動小銃]]であるとも言えるが、重量やオープンボルト作動といった特徴は[[機関銃]]寄りであり、実際、火力を生かした[[フルオート]]中心の運用が為された。~ 当時で言うと、英軍の[[ブレン軽機関銃>ZB26]]、現代で言うと分隊支援用の[[LSW]]が近い。~ [[歩兵]]の用いる小火器としてはかなり重量があったが、堅牢でトラブルが少なく、非常に重用された。~ 1917年、ジョン・M・ブラウニングの設計開発による[[機関銃]]。~ 分類上は[[自動小銃]]と[[分隊支援火器]]の中間に位置し、その両者の始祖とされている。 現代の基準では鈍重すぎる[[バトルライフル]]だが、[[第一次世界大戦]]当時においては圧倒的な火力を誇った。~ やがて性能面では第一線を退くが、堅牢な設計でトラブルが少なく、その後も長く使われ続けた。~ [[NATO>北大西洋条約機構]]やアメリカ対外援助などで盛んに輸出され、地域によっては1990年代まで使用していた所もある。~ ~ [[第一次>第一次世界大戦]]/[[第二次世界大戦]]のほか、[[朝鮮戦争]]や[[ベトナム戦争]]で使用された。~ また、[[NATO>北大西洋条約機構]]のいくつかの国やアメリカ対外援助の対象国などにも輸出され、国によっては1990年代まで使用していた所もある。~ 日本でも、[[陸上自衛隊]]が1960年代まで使用していた。~ ~ [[M1ライフル]]や[[M1903]]を上回る火力を発揮でき、重量も一応携行使用可能な範囲に収まっていたので、単発5連、乃至[[セミオート]]8連が主力だった当時には圧倒的であったことは想像に難くない。~ **スペックデータ [#g114b7c6] 種別:[[自動小銃]]、[[分隊支援火器]]~ 口径:7.62mm~ 全長:1,214mm~ 銃身長:610mm~ 重量:7.2〜8.8kg~ 装弾数:20発(着脱式箱型弾倉)~ 使用弾薬:.30-06スプリングフィールド弾~ ライフリング:4条右回り~ 作動方式:ガス圧利用・オープンボルト~ 銃口初速:805m/s~ 発射速度:300〜650発/分~ 有効射程:548m~ |種別|[[自動小銃]]、[[分隊支援火器]]| |[[口径]]|7.62mm| |全長|1,214mm| |銃身長|610mm| |重量|7.2〜8.8kg| |装弾数|20発(着脱式箱型弾倉)| |使用弾薬|.30-06スプリングフィールド弾| |[[ライフリング]]|4条右回り| |作動方式|[[ガス圧利用>ガスオペレーション]]・[[オープンボルト]]| |銃口初速|805m/s| |発射速度|300〜650発/分| |有効射程|548m| ~ **バリエーション [#kc49cc7f] -M1918:~ 基本モデル。~ ~ -M1918A1:~ M1918の改良モデル。二脚と肩当てプレートが取り付けられた。~ ~ -M1918A2:~ フルオートモデル。発射速度が高速・低速の2段階で切り替えられる。~ ~ -M1918A3 SLR:~ セミオートのみの民間モデル。~ ~ -wz1928:~ ポーランド製モデル。~ ~