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- RAM へ行く。
- 1 (2004-01-19 (月) 14:51:20)
- 2 (2004-01-19 (月) 14:51:57)
- 3 (2004-02-25 (水) 13:56:36)
- 4 (2004-04-07 (水) 15:17:42)
- 5 (2004-10-30 (土) 12:18:05)
- 6 (2005-02-14 (月) 10:47:07)
- 7 (2005-02-14 (月) 18:19:15)
- 8 (2007-03-27 (火) 01:19:55)
- 9 (2007-09-12 (水) 22:31:13)
- 10 (2008-08-10 (日) 12:02:33)
- 11 (2010-10-14 (木) 16:28:34)
- 12 (2011-05-13 (金) 08:14:38)
- 13 (2011-05-31 (火) 02:24:00)
【RAM】 †
- Radar Absorbent Material.
レーダー電波吸収剤。
レーダー波を吸収し熱に変換することでレーダー波の反射率を低減させ、機体をレーダーに映りにくくする。
- RIM-116「RAM*1」
CIWSの一種。直訳すると本体回転型ミサイルである。
CIWSのベストセラーとなったファランクスだが、これに対してロシアの対艦ミサイルは超低空を超高速で飛翔することによって探知してから迎撃する時間を与えないという方向に進化しており、ファランクスの20mm機関砲では威力・射程共に不足するという懸念が生まれた。
また、機関砲では同時に複数目標に対処できないため、多数のミサイルを一斉に発射する飽和攻撃により数の力でCIWSを突破するというロシア軍のドクトリンを考慮すると機関砲を大口径化するだけでは不安が残ることから開発がスタートする事となった。
RAMは多目標を同時に迎撃するために撃ちっ放しが可能で、万が一初弾が迎撃に失敗しても再度対処できる事が期待されたが、超音速ミサイルに超音速ミサイルを当てるという技術に開発は難航し、1974年に始まった開発は何度も中止の危機を乗り越え、1992年にようやく配備にこぎつけた。
FIM-92のシーカーとAIM-9の弾体をベースに設計されているが、尾部の動翼が2枚しかなく、名前のとおりロールしながら飛翔することが特徴である。
現在、採用されている艦はアメリカ海軍ではワスプ級強襲揚陸艦やニミッツ級航空母艦等に、途中から開発に加わったドイツではザクセン級フリゲートに採用されている他、韓国海軍においても忠武公李舜臣 級駆逐艦等に採用されている。
日本では護衛艦『あぶくま』型や補給艦『ましゅう』型に搭載予定だが、今だ装備されておらず、将来の搭載に関しても疑問が残る。
スペックデータ †
全長:2.82m
直径:12.7cm
翼幅:44.5cm
発射重量:73.5kg
射程:9.6km
速度:マッハ2.5
推進方式:固体推進ロケットモーター
エンジン:Mk36改8またはMk112減煙モーター(AIM-9のもの)
弾頭:WDU-17B HE爆風破片弾頭(10kg)
誘導方式:パッシブレーダー誘導/赤外線誘導
主な搭載艦艇 †
- アメリカ
- ドイツ
- ブレーメン級フリゲート
- ブランデンブルク級フリゲート
- ザクセン級フリゲート
- ブラウンシュヴァイク級コルベット
- ゲパルト級ミサイル艇
- 韓国
- 忠武公李舜臣級駆逐艦
世宗大王 級イージス駆逐艦独島 級ドック型揚陸艦(強襲揚陸艦)
- 日本
- 19500t型護衛艦(22DDH)(SeaRAM予定)
- 19500t型護衛艦(22DDH)(SeaRAM予定)
- ギリシャ
- リュッセン級ミサイル艇
- トルコ
- ヘイベリ(ミルゲム)型コルベット(建造中)
- エジプト
- アンバサダーMk.3級ミサイル艇(建造中)