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【90式艦対艦誘導弾】 †
海上自衛隊がRGM-84の後継として開発した艦対艦ミサイル。通称SSM-1B。
陸上自衛隊が用いている88式地対艦誘導弾をもとに開発されたもので、「ASM-1対艦ミサイルファミリー」を成す。
むらさめ型以降の護衛艦に搭載されている。
発射機や発射システムはハープーンと共用でき、同時搭載・運用が可能となっている。
誘導方式は慣性誘導およびアクティブレーダーホーミングとなっている。
関連:80式空対艦誘導弾 17式艦対艦誘導弾
主な搭載艦 †
- むらさめ型護衛艦(2代)
- たかなみ型護衛艦
- あたご型護衛艦
- あきづき型護衛艦(2代)
- 1号型ミサイル艇(退役)
- はやぶさ型ミサイル艇
- まや型護衛艦(1番艦のみ(2番艦は17式艦対艦誘導弾(SSM-2)を搭載))
スペックデータ †
設計 | 技術研究本部・三菱重工業 |
全長 | 5,080mm(ブースタ付)/3,980mm(ブースタ無) |
直径 | 349mm |
翼幅 | 1.19m |
発射重量 | 660kg(ブースタ付)/550kg(ブースタ無) |
システム重量 | 1,010kg(発射筒への収納状態) |
射程 | 150km〜200km(推定) |
推進装置 | 固体燃料ロケット(ブースタ)+ターボジェット(サテスナ) |
飛翔速度 | 1,150km/h |
弾頭 | HE半徹甲弾(260kg) |
誘導方式 | 慣性誘導(中途)/アクティブレーダー誘導(終末) |