【塹壕足】(ざんごうあし)

第一次世界大戦時に蔓延した疾病の一つ。
長引く塹壕戦により、不衛生な泥の上での生活*1を余儀なくされた兵士の間に蔓延した、凍傷と水虫*2の複合した症状。

壊疽を引き起こし、最悪の場合、指や足そのものの切断しなくてはならなくなった。


*1 水はけの悪い土地では常に足が水に浸かっているようなものだった。
*2 敵の突撃に備えて何時間も冷たい泥に足を突っ込んだまま待ち続けると言うこともザラだったため。

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