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【飛行甲板】 †
「甲板」の字は「かんぱん」と読む文脈と「こうはん」と呼ぶ文脈が混在する。
公的には「かんぱん」と読むのが正統なようなのだが、海運業や海上保安庁などでは「こうはん」と読むスラングが広まっている。
艦艇の上面(甲板)に設けられた、飛行機が発進・帰投できる滑走路。
陸上での滑走路に比べて非常に短いため、離陸用カタパルト、着艦用アレスティングワイヤーなど特殊な設備が必要。
波と海風に揺れる海上で、至近距離に艦橋などの障害物がある狭い空間に降りる性質上、通常の着陸よりも格段に操作が困難である。
ほとんどの飛行機はスペースが足りずに着陸不可能で、艦上機として特別に用意された機体を必須とする。
(1960年代までは輸送機・偵察機など陸上機を運用する実験も行われたが、特筆するような成果は残していない)
ヘリコプターの登場以前は、着艦を諦めて水上機(飛行艇)を用い、着水後にクレーンで回収するものが多かった。
艦船に飛行機を着艦させるのに必要なペイロードは莫大であり、それを達成するためには巨大な航空母艦とならざるを得ない。
ヘリコプターの登場以降は、飛行機を想定しないヘリ専用の小さな飛行甲板を備える艦艇も多い。
特に駆逐艦などはサイズの関係で艦上機対応の大型飛行甲板の設置が至難で、どう工夫しても飛行機を着艦させられない。
また、広い飛行甲板を確保できる航空母艦でも、任務の性質的に艦上機を想定しないヘリコプター空母として建造される事例は多い。