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【排気タービン】 †
エンジンから排出される気体(ガス)を吸引し、その圧力でタービンブレードを回す機関。
外燃機関(蒸気機関)の水蒸気を利用する場合と、内燃機関で液体燃料由来の排気ガスを利用する場合がある。
理論的にはトルク(回転動力)を引き出す機構のみを指し、得たトルクを何に利用するかは問われない。
しかし、実用においては元となるエンジンの運用を補助するために用いられる場合が多い。
一般的な実用例としては以下のようなものが含まれる。
- ターボチャージャー
- 内燃機関の排気ガスからトルクを得て、そのトルクで外気を吸引して内燃機関に送り込む(過給器)。
より高圧の吸気(多くの酸素)を送り込む事で燃焼を加速させ、内燃機関の出力を向上させる事ができる。
第二次世界大戦期の航空機であるP-38やP-47戦闘機、B-17爆撃機の搭載エンジンに、低気圧の高高度においても十分なエンジン性能が発揮されることを期待されて採用、成功した。
- コンバインドサイクル
- 発電所における火力発電の手法。
ガスタービン機関から電力を取り出すと同時に、その排気をボイラーに送り込んで水を加熱して蒸気タービンを回す。
排気に含まれる熱エネルギーを再利用する事で燃料消費量あたりの発電量が向上する。