【任期付自衛官】(にんきつきじえいかん)

2007年から自衛隊に導入された、自衛官の任用区分の一つ。
常備自衛官が何らかの理由で長期休暇に入った際、その代替要員として採用されるもの。
休暇の終わった常備自衛官が復帰すると共に任期が終了する。

主として、「国家公務員の育児休業等に関する法律」で保証された育児休暇で発生する事が多い。
同法により、公務員は子の出産後、満3歳になるまでの無給休暇を取得できる事が保証されている。

応募資格は「自衛官として1年以上の勤務経験を持ち、補充しようとする隊員階級によって定められた一定条件を満たす者」。
この勤務経験は予備自衛官即応予備自衛官であってもよい。

なお、本制度は言葉の似ている(諸外国では「兵卒」にあたる)「任期制陸海空士」とは全く異なる制度である。


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