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【同調装置】 †
プロペラの後ろから、そのプロペラを撃ち抜かないように機関銃を発射する装置。
第一次世界大戦中にドイツのフォッカー社が開発し、フォッカーE.Iに初めて装備された。
フォッカーE.I自体は大した性能では無かったのだが、連合国側が同様にプロペラ同調装置を開発するまでは一方的に連合国機を撃墜した。
以後に開発されたレシプロ軍用機の多くが搭載している。
それ以前の飛行機が機関銃を搭載する際には、プロペラの裏に防弾板を取り付けて当たる弾を弾き飛ばしたり、プロペラを胴体の後ろに配置するなどの対策が取られていた。