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【朝鮮人民軍】 †
朝鮮労働党の党軍。実質上、朝鮮民主主義人民共和国の正規軍である。
国防委員会が最高指揮権を持ち、同委員会の下に人民武力部が統轄している。
地上軍、海軍、空軍、労農赤衛隊などから編成されている。
これらの他に、人民武力部傘下の朝鮮人民警備隊、参謀本部が直接指揮する特殊軍団なども存在する。
この特殊軍団は各国の軍隊を見ても相当するもののない極めて特殊な存在であり、戦力差を考慮せずに済むゲリラ戦を重視していることが伺える*1。
装備の殆どは旧式であり、経済制裁の影響もあって燃料や弾薬に至るまでほぼ全ての物資(食糧さえ)が慢性的に不足している。
特に空軍は訓練すらおぼつかないほど疲弊し切っており、燃料不足と航空機の整備不良でまともな作戦行動は不可能と言われている*2。
しかし、近年は核実験を成功させ、更に弾道ミサイルに開発に力を入れている事でその脅威は陸続きの韓国のみならず、太平洋を越えたアメリカまで及び始めている。
予算は各軍管区ごとに独立採算制で運営されており、中国人民解放軍と同じ方式である。
階級 †
主要装備 †
火器類 | ||
種類 | 名称 | 備考 |
拳銃 | 64式拳銃 | FN ブローニングM1900の改良型。 将校自衛用と特殊部隊用の消音器?装着型がある。 |
66式拳銃 | マカロフをライセンス生産したもの。 | |
68式拳銃 | トカレフの独自改良型。 | |
70式拳銃 | FN ブローニングM1910の改良型。 アフリカなどに輸出されている。 | |
M1911 | ||
NZ75 | イタリア・タンフェリオ TA90のノリンコ製コピー。 人民軍空軍の操縦士が自衛用に携行している。 | |
Cz75 | 「白頭山拳銃」の名で下賜用に生産されているといわれている。 | |
短機関銃 | Vz61 | 特殊部隊に配備。 |
M3サブマシンガン | 軽歩兵旅団に配備されている。 | |
49/50式短機関銃 | PPSh-43を国産化したもの。 63式小銃や58式小銃の配備で、民兵向けに払い下げられた。 | |
54式短機関銃 | PPS-43のコピー | |
自動小銃 | 58式小銃 | AK-47のライセンス生産型。 |
56式小銃 | AK-47III型の中国でのライセンス生産型。 | |
63式小銃 | SKS?カービンのライセンス生産型。 | |
68式小銃 | AKMのライセンス生産型。 | |
88式小銃 | AK-74のライセンス生産型。 | |
98式小銃 | AK-74のライセンス生産型。 プラスチック部品が金属製になっている。 | |
M16 | 工作員向けに配備。 | |
機関銃 | RPD | 62式機関銃の名でライセンス生産されている。 |
RPK/RPK-74 | 軽歩兵旅団に配備。 | |
PK? | 82式機関銃の名称でライセンス生産されている。 特殊部隊向け。 | |
KPV? | 副武装としてT-54/55やT-62、59式戦車?の砲塔上に搭載。 | |
73式軽機関銃 | ||
狙撃銃 | ツァスタバ M76 | ユーゴスラビア製。小改良されている。 |
擲弾発射器 | AGS-17 | M1992装輪装甲車に装備。 |
RPG-7 | 7号発射管の名でライセンス生産されている。 歩兵連隊の発射管中隊に配備。 | |
無反動砲 | SPG-9 | B-10の軽量化モデル。 |
B-10 | 82mm口径の無反動砲。 九州南西海域工作船事件でも海中から回収されたが、細部が異なる。 | |
B-11 | 海軍の特殊部隊である上陸狙撃旅団に配備されている。 |
ミサイル類 | |
対戦車ミサイル | 9M14「マリュートカ」(AT-3「サガー」)(「스성보(Susong-Po)」の名で用いている。) 火の鳥2(Bulsae-2)/火の鳥3(Bulsae-3)(AT-3の独自改良型) |
地対地ミサイル? | 9K52「ルナ(R-70/FROG-7) |
携帯式SAM | 9K32「ストレラー2」、9K310「イグラー1」 |
地対空ミサイル | S-75(SA-2「ガイドライン」) S-125(SA-3「ゴア」) S-200(SA-5「ガモン」) ポンゲ5(KN-06) ポンゲ6(ポンゲ5の改良型) 9K35(SA-13「ゴファー」)(弾頭や発射弾数に改良を加えられている物も存在する。) |
地対艦/艦対艦ミサイル | P-15(SS-N-2「スティックス」) HY-2(CSS-N-3「シアサッカー」) 金星3(地対艦巡航ミサイル) |
弾道ミサイル | |
SRBM | 9K79「トーチカ」(SS-21「スカラブ」) KN-02「ドクサ」(SS-21の国産型) スカッドB |
MRBM | 火星7(ノドン) スカッドER スカッドPIP 北極星2号(KN-15) |
IRBM | テポドン1号(白頭山1号) 火星10(ムスダン) 火星12(KN-17) |
ICBM | テポドン2号 火星13(KN-08) 火星14 |
SLBM | 北極星1号(KN-11) |
空軍 | |
戦闘機 | MiG-15bis、MiG-17F/P、F-5/A(殲撃5)、MiG-19S/P、F-6/A(殲撃6)、 MiG-21F-13/PF/PFM/bis、F-7B(殲撃7)、MiG-23ML/MLA、MiG-29《9.13》 |
戦闘爆撃機 | Su-7BMK |
攻撃機 | Su-25K、A-5、Il-10*3 |
爆撃機 | Il-28、B-5(轟作5) |
輸送機 | Li-2、An-2、運輸5、An-24のほか、有事には高麗航空の保有機も使用。 |
練習機 | Su-7UMK、MiG-15UTI、殲教5(FT-5)、殲教6(FT-6)、MiG-21U/US/UM、殲教7(FT-7)、 MiG-23UB、MiG-29UB、Su-25UBK、轟教5(FB-5)、L-39C/ZA、初教6(CJ-6)、Yak-18、 初教5(CJ-5) |
ヘリコプター | Mi-24、Mi-2、Mi-4、Mi-6、Mi-8、Mi-14、Mi-17、Mi-26、直昇5(Z-5)、革新2号、 ヒューズ300、ヒューズ 500MD |
陸軍 | |
戦車 | T-34/85、T-54、59式戦車?、T-55、爆風号、T-62/天馬號、T-72、暴風号 |
軽戦車 | PT-76、82式軽戦車(PT-85/M1985)、62式軽戦車、63式水陸両用戦車 |
歩兵戦闘車 | BMP-1、BMP-2 |
装甲車 | MT-LB、BTR-40、BTR-50、VTT-323(M1973)、K-61 |
装輪装甲車 | BTR-152、BTR-60、BTR-80、M1992、BRDM-2 |
非装甲車輛 | UAZ-469、勝利415、錦繍山、勝利58、勝利1010、勝利64、勝利428 |
牽引野砲 | D-74(60式)、A-19、D-30、M-30(54式)、M-46(59-I式)、D-20、D-1、M-10、 ML-20(M1937) |
自走カノン砲 | M1978/1989「コクサン」、M1977、M1992、M1975、M1985、M1991、M1981 |
自走榴弾砲 | M1974、M1977 |
自走迫撃砲 | M1992 |
自走ロケット砲 | M1991、M1985(240mm)、M1985(122mm)、BMD-20、RPU-14、BM-24、 BM-21、BM-14、BM-11、KN-09 |
対空戦車 | ZSU-57-2、ZSU-23-4、M1985、M1990、M1992(30mm)、M1992(23mm)、 M1983 |
対空砲 | KS-19(59式)、KS-12(72式)、S-60(59式)、M1939(55式)、ZU-23-2、ZPU-4、 ZPU-2、ZPU-1 |
海軍 | |
フリゲート | |
コルベット | |
ミサイル艇 | ノンゴ級、ソジュ型、オーサ級、黄峰級、ソフン級、コマール級 |
小型艇 | シェルシェン型(206T「シュトールム」型)、海南級、チョンジン級、工作船 |
潜水艦 | ロメオ型、サンオ型、ユーゴ型、ヨノ型 |
上記のほか、魚雷艇、哨戒艇、高速艇、兵員用の小型上陸用舟艇、ホバークラフト、半潜水艇や 水中スクーター等を多数配備している。 |
*1 特殊部隊の規模と人数は世界最大で、アメリカ軍をも凌ぐ。
情報が少ないため実力は未知数であるが、一説ではデルタフォースに匹敵するとも言われる。
*2 元々、保有する機体がいずれも「博物館が収蔵品として欲しがる」程の旧式という事もあるが。
*3 朝鮮戦争で使用。
*4 ロシアがスクラップとして売却したもの。運用や改装がされているかは不明。