【航空方面隊】(こうくうほうめんたい)

Air Defence Force.

航空自衛隊航空総隊に直属する航空軍級の隷下部隊のひとつ。同様の性格で規模の小さいものは航空混成団*1と呼んでいたが、現在は全て航空方面隊に統一された。
航空方面隊司令官には空軍中将たる空将(乙)が、副司令官には空軍少将たる空将補が充てられる。
但し、その兵力規模はかつてのアメリカ空軍において序数航空軍と航空団の中間指揮結節として存在した准将を師団長とする「航空師団」と同程度のものである。

担当する空域の防空に関する一切の責任を負う戦略級部隊単位で、戦闘航空団1〜2個、高射群1〜2個、航空警戒管制団、その他直轄部隊からなり、担当防衛区域において戦闘部隊を統括する。

現在、次の4個方面隊がある。

  • 北部航空方面隊?(司令部:三沢
  • 中部航空方面隊?(司令部:入間
  • 西部航空方面隊?(司令部:春日?
  • 南西航空方面隊?(司令部:那覇*2

*1 英訳ではComposite Air Divsion.
*2 平成29年7月1日を以て南西航空混成団は航空方面隊へ改編された。

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