【急降下爆撃】(きゅうこうかばくげき)

  1. 60度以上の急角度で降下しながら爆弾を投下する攻撃方法。
    目標を視認しながら接近して投弾できるため、水平爆撃?に比べて命中精度が高い。
    対空砲火による被弾を避けるため、投下後は超低空飛行で離脱するのがふつう。
    爆撃投下コンピュータが実用化されるまで*1の数少ない精密爆撃方法で、これを専門に行う急降下爆撃機も多く開発された。

  2. ハンス・ウルリッヒ・ルーデルの著作”Trotzdem”の邦訳題。

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*1 現代のジェット攻撃機は、爆撃照準器の発達と、高速度なため安全に投下・離脱するには非常に高い高度で機首上げを行わなくてはならない。危険なだけで逆に精度が落ち、百害有って一利なしである。

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