- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- 液体燃料ロケット へ行く。
- 1 (2004-07-21 (水) 19:32:29)
- 2 (2004-10-30 (土) 12:19:25)
- 3 (2004-11-20 (土) 22:23:27)
- 4 (2007-09-12 (水) 22:36:55)
- 5 (2009-07-19 (日) 09:53:28)
- 6 (2012-04-11 (水) 19:25:43)
- 7 (2012-10-18 (木) 20:09:06)
- 8 (2017-08-15 (火) 22:31:32)
- 9 (2017-08-16 (水) 14:31:24)
- 10 (2017-08-17 (木) 19:52:00)
- 11 (2017-11-03 (金) 12:44:20)
- 12 (2019-09-08 (日) 08:57:46)
【液体燃料ロケット】
ロケットエンジンの一種。酸化剤と燃料を液体の状態でタンクに貯めておき、それらを燃焼室へ送り込んで燃焼させる。
推進剤としては
液体水素−液体酸素
ケロシン系−液体酸素
四酸化ニ窒素−ヒドラジン系(エアロジン,UDMH:非対称ジメチルヒドラジン等)
が用いられる。
このうち「液体水素−液体酸素」が最も比推力(推進剤質量当りの推力)が最も高いのでよく用いられるが、極低温(-250℃)の液体水素の取り扱いは難しく、低速の段階では必ずしも最高の推力を出すわけではない。
固体燃料ロケットに比べ、タンクやターボポンプなどの部品を必要とするため推力重量比は劣る。しかし、比推力の高い推進剤を使えるため、推進剤を含めた推力重量比
では勝ることが出来る。
また、推力の制御が容易で、必要に応じて点火消火も可能であるため、宇宙船の姿勢制御装置や、弾道ミサイルおよび宇宙ロケット?の主エンジンとして使われる。
他に、構造が複雑なため、整備が難しく、コストが高いという欠点がある。しかし、地上でエンジンの燃焼試験は可能。