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【ヴィクラマーディティヤ】 *1 †
INS Vikramāditya.
インド海軍が保有する航空母艦。
ロシア海軍が使用していた重航空巡洋艦「バクー」を、インドが無償譲渡されたもの。
なお、船体そのものとは別に、改装と艦載機のために総額15億ドルの調達費が発生している。
艦名はサンスクリット語で「武勇の太陽」の意。
ヒンドゥー教における伝説的な皇子の名に由来し、インドの歴史上でもたびたび同名の王が登場する。
主な改修点は以下の通り。
当初、艦載機についてはシーハリアーFRSを予定していた。
しかし高温多湿のインド洋ではエンジン推力が不安定なためSTOVL機は危険であると判断されて中止。
Su-33かMiG-29艦載機型(MiG-29K)が検討されたが、サイズが小さく搭載可能機数の多いMiG-29Kに決定した。
スペックデータ †
全長 | 273.1m |
水線長 | 242.8m |
全幅 | 53.0m |
水線幅 | 32.7m |
喫水 | 10.2m |
満載排水量 | 45,000t |
推進方式 | 蒸気タービン推進 |
機関 | KVG-ZD(KVG-2M-GM)ボイラー×8缶 TV-12-3蒸気タービン×4基(出力180,000hp) 4枚スクリュープロペラ×4軸 |
発電機 | ディーゼル発電機(出力1,500kw)×6基 |
最大速力 | 32Kn |
燃料 | 7,000t 1,500t(航空機用) |
航続距離 | 7,000海里/18ノット |
定員 | 1,612名(内士官383名) 430名(航空要員) 50名(司令部要員) |
兵装 | バラク-I又はバラク-8短SAM用VLS(ミサイル32〜48発) AK-630 30mmCIWS×4基 |
艦載機 | MiG-29K×21機 Ka-31早期警戒ヘリコプター?×13機 Ka-28哨戒ヘリコプター×10機 |
レーダー | MR-700「ポドベレゾヴィク」3次元レーダー×1基 MR-760「フレガート-MA」3次元対空レーダー×1基 「ガゾン」航空機管制用レーダー×1基 |
防御装備 | PK-2カウンターメジャーシステム(ZiF-121 140mm連装デコイ発射機×4基) |
同型艦 †
艦名 | 主造船所 | 取得 | 進水 | 就役 |
ヴィクラマーディティヤ (INS Vikramāditya) | チェルノモールスキィ | 2005.3.10 | 2008.12.8 | 2014.6.14 |