【ボルトアクションライフル】(ぼるとあくしょんらいふる)

射撃後の薬莢の排出、及び次弾の装填を「ボルト」と呼ばれる部分を手動で前後進させて行う小銃
かつては歩兵の主装備であったが、現在では自動小銃の出現によって後塵を拝している。

素人が扱ってもそれなりの命中率が出せるが、すべて手動なので連続での発砲は熟練が必要となる。
また、どこまで熟練しても純然たる火力ではセミオートに劣り、無論フルオートとは比較にもならない。

一方、比較的単純な機構のため装薬初活力を有効活用でき、1発の破壊力有効射程に優れる。
構造的に堅牢なため、同サイズの自動小銃より強力な弾丸を使用でき、この事も破壊力有効射程に大きく寄与する。
よって、現代でも特殊部隊狙撃銃として採用される事が多く、狩猟用としても多く用いられている。

ドイツのKar98k、アメリカのM700?、日本の三八式歩兵銃などが有名である。

関連:モシン・ナガン 九九式小銃?


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