【プロペラピッチ】 †
プロペラの羽根(ブレード)が空気及び水中を1回転する際に進む距離。
ピッチという名前から角度を連想しがちだが、ここでは距離のことなので単位はmまたはinで示される。
プロペラピッチをp'、プロペラ回転面の半径をr、ブレードとプロペラ回転面の角度をβとすると以下の式で表される。
p'=2πr tanβ
一般的にピッチが大きいほどプロペラの回転数は落ち、推進効率は向上するが加速が鈍くなる。
プロペラ飛行機(レシプロ・ターボプロップ)の場合、多くが可変ピッチプロペラを備え、自動及び手動でその角度を変更する事ができる。