【デストラクションパワー】(ですとらくしょんぱわー)

Destruction power.

人体や動物に対する破壊力、体内に損傷を与える力、殺傷力の事。
具体的な数値として表せる物ではなく、経験的な部分から言われている。
同じく数値表現が困難なマンストッピングパワーと混同されることも多いが、別の概念である。

飛翔速度が高く、硬い弾頭は人体に命中すると貫通力として運動エネルギーを使ってしまい、人体に残るエネルギーが少なくなるため、体内の損傷は少なくなる。
一方、弾頭が柔らかいと命中と同時に弾頭が潰れたりバラバラになって貫通力が低下し、その分、運動エネルギーが人体に大量に残るため「マッシュルーム効果」と呼ばれる現象が発生する。
これによって、体内に甚大な損傷を与える事が出来る。

弾頭が重く、柔らかいほどその力は強く、小銃弾の狩猟用弾薬は弾速が高い上に柔らかくて重い弾頭なので、とてつもない破壊力を持っている。


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