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【ターボチャージャー】 †
Turbo(Super)Charger.
レシプロエンジンにおける過給器の一種。
「ターボ」「ターボスーパーチャージャー」「排気タービン式過給器」とも。
放出する前の排気ガスを使ってタービンブレードを回す(この機構は排気タービンと呼ばれる)ことで発生するトルクを利用し、圧縮空気を吸入する。
吸入された圧縮空気は燃焼室に送り込まれる。これによって酸素の供給量を増やし、エンジン出力を向上させる。
主に排気量を増やさず大出力を得るため、または低気圧のため酸素が燃焼しにくい高高度などで出力を維持するために用いられる。
過給器の中でも構造は単純ながらタービンブレード等が非常に加熱され、大きな圧力もかかるため十分な耐久性のある耐熱合金が必要となる。
20世紀序盤に実用化、主に船舶の動力に使用されたほか、航空機においては、第一次世界大戦の直後に航空機搭載の研究がアメリカで盛んとなっていた。
技術の蓄積により、のちの第二次世界大戦直前にはアメリカ陸軍航空隊のP-38やP-47戦闘機、B-17爆撃機等、ターボチャージャー搭載の実用航空機が生まれた。
これらの機種は、エンジンの能力が低下する高高度においてもその性能を維持、大戦中の航空戦で活躍した。
ただし、冷却機関であるインタークーラーの大型化などから、搭載機は同時期の他機体と比較して大型、大重量化する傾向にあった。
一方、イギリスは戦間期には開発を放棄、ドイツ、日本、ソ連は大戦中に試作のみとなっている。
関連:スーパーチャージャー