【サッカー戦争】(さっかーせんそう)

1969年7月15日にホンジュラスとエルサルバドルの間で勃発した戦争。
別名「100時間戦争」「エルサルバドル・ホンジュラス戦争」とも呼ばれ、レシプロ戦闘機同士の空中戦や撃墜が起こった最後の戦争としても知られている。

両国間の未確定領土問題や移民問題で長く蓄積されてきた嫌悪感情が、サッカーワールドカップの予選試合で一気に爆発し、戦争に発展してしまった。
しかし、開戦後まもなく、両国とも燃料・弾薬の備蓄が底を尽いて継戦能力を失ってしまい、OAS(米州機構)の調停により19日に停戦となった。

航空戦では「F4UF4U*1」や「P-51F4U」という、アメリカ製レシプロ機同士の珍しい空中戦が行われている。

参考
MASDF内 飛行機のお話 第六五回: サッカー戦争 -レシプロ戦闘機最後の戦い-
http://www.masdf.com/crm/soccerwar.html

投入戦力

  • エルサルバドル軍
    • 陸軍:20,000名
    • 空軍:1,000名・航空機約20〜30機

  • ホンジュラス軍
    • 陸軍:12,000名
    • 空軍:1,200名・航空機約30〜40機

*1 実際にはヴォート社製のオリジナルとグッドイヤー社のライセンス生産機との対戦だった。

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