【コンステレーション】 †
Constellation.
星座。星団。（原義）
後述の艦名は、アメリカ合衆国の国旗に星が散らばっていることに由来する。
- 1797年に就役した、アメリカ海軍の帆走フリゲート。
1853年にスクラップとして処分。
- 1855年に就役した帆走フリゲート。
現在もメリーランド州ボルティモアで記念艦として保存されている。
- USS Constellation（CC-2）.
1910年代に計画されたレキシントン級超ド級巡洋戦艦の2番艦。
ワシントン海軍軍縮条約の発効に伴い建造中止となり、スクラップとして処分された。
- USS Constellation（CVA-64→CV-64）.
1950年代に建造されたキティホーク級攻撃空母の2番艦。1961年就役。
1990年に艦齢延長工事を行い、1993年に再就役した*1が、2003年に除籍。
除籍後はモスボールされていたが、2015年にスクラップとして売却された。
- Lockheed Constellation.
1930年代〜1950年代、ロッキード社が開発・生産していた大型レシプロ旅客機。
詳細はコンステレーション（航空機）及びL-1049の項を参照。
- Constellation Project.
2000年代、アメリカ航空宇宙局（NASA）が進めていた有人宇宙船の開発計画。
国際宇宙ステーションへの輸送や月への着陸を目指して開発が進められていたが、計画の遅延や金の壁に直面して2010年に中止が決定している。
- USS Constellation（FFG-62）.
オリバー・ハザード・ペリー?級や沿海域戦闘艦の後継として、2020年に発注されているミサイルフリゲート。
国際情勢の変化に伴って再び正規戦が重視されるようになったことから、それらへの対応が困難であった沿海域戦闘艦に代わる本格的な水上戦闘艦として計画された。
3隻の建造が予定されている。
艦自体はFREMM?計画に基づき建造されたイタリア海軍のカルロ・ベルガミー二?級フリゲートがベースとなっている。
武器システムにイージスシステム ベース10を搭載したイージス艦であり、武装としてMk.41VLSやMk.110 57mm砲の装備を予定している。
スペックデータ 主建造所 フィンカンティエリ・マリネット・マリーン（FMM）社 満載排水量 7,291t 全長 151.1m 垂線間長 140.9m 全幅 19.8m 吃水 7m 機関方式 CODLAG方式 機関 GE LM2500+G4ガスタービン×2基
電動機×2基推進器 ロールス・ロイス製固定ピッチ・プロペラ×2軸
補助推進装置×1基電源 ディーゼル発電機×4基 機関出力 40,600hp（30.3MW） 乗員 士官24名＋下士官兵176名 兵装 Mk.110 70口径57mm単装速射砲×1基
Mk.49"GMLS" RIM-116「RAM」近SAM21連装発射機×1基
Mk.41VLS×32セル
・RIM-162「ESSM」Block.2
・RIM-174 Standard ERAM（SM-6）
・RIM-66「SM-2MR」Block.3C
NSM（Naval Strike Missile）SSM4連装発射筒×4基（ミサイル16発）搭載機 MH-60R「シーホーク」多用途ヘリコプター×1機
MQ-8C「ファイアスカウト」無人ヘリコプター×1機搭載艇 複合艇（RHIB）×2隻 C4ISTAR イージスシステム（AWS）ベースライン10
AN/SQQ-89(V)16 対潜戦システムGFCS Mk.160 砲射撃指揮システム レーダー AN/SPY-6(V)3"AMDR" 三次元レーダー（対空用）
AN/SPS-73(V)18"NGSSR" 対水上用ソナー AN/SQS-62 可変深度式
TB-37 MFTA 曳航式電子戦・対抗手段 AN/SLQ-32(V)6「SEWIP*2」Block.2 電波探知妨害装置
Mk.57 NULKA デコイ発射装置×4基
同型艦 艦番号 艦名 起工 進水 就役 FFG-62 コンステレーション 未定 FFG-63 コングレス FFG-64 チェサピーク
