【エアロック】(えあろっく)

  1. Airock Aerobatic Team.
    1996年から2010年まで活動していた、日本で最初にして唯一の職業航空アクロバットチーム。

    航空自衛隊パイロットロック岩崎(本名:岩崎貴弘)氏が1996年に創設。
    同年、和歌山県・南紀白浜空港で開催されたエアショーでデビューした。
    2005年、兵庫県・コウノトリ但馬空港での墜落事故で岩崎氏が死去した後もしばらく活動を続けていたが、2010年3月に解散。
    機体故障に伴う修理費用などの問題とも、スポンサーとの関係がこじれたとも言われる。

    なお、メンバーは今後、新しいチームでの活動再開を模索しているという。

  2. Airlock.
    人間や物体を圧力容器の内外へ出入りさせる際、内部の気圧低下と空気の損失を最小限に抑える装置。気閘(きこう)
    同時に開かないようにした2枚の気密扉を並べた構造をしており、内部の気圧は、次の扉を開く前に、その向こう側の環境と等しくなるよう、緩やかに調整される。
    緩やかに圧力を変化させることで、霧や凝縮の発生が抑えられ、温度変化も緩やかになる。
    また、それにより、気密材に対する応力の変化も緩やかになり、与圧服宇宙服での作業の安全を確認することができる。
    宇宙船や潜水艦で、船外作業をする要員(宇宙飛行士・潜水作業員・ダイバー)を出入りさせる用途に用いたり、原子炉・生化学研究所・気圧調整された競技場・クリーンルームなど、人や物の出入りに伴う内部環境と外部環境との接触を最小限にとどめる必要がある建造物に用いられたりしている。

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