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【ウィングレット】 †
Winglet.
翼の端に取り付けられる、縦に伸びた小さな翼。「ウィングチップ」とも。
翼端渦流の発生を防止して抗力の低減を図ることができ、燃費の向上や航続距離の延長につながる。
航続距離に対する配慮を考慮されない短距離飛行向けの機体に装備されることは少ない。
主な用途は飛行機の主翼だが、水平尾翼・プロペラ・メインローター・風車に用いられた例もある。
主な種類 †
- ウイングレット:
垂直尾翼に似た形状のもの。
翼端からなめらかに連続した形状のものは特にブレンデッド・ウイングレットと呼ばれる。
また、エアバス社はA320シリーズに装着されるものを「シャークレット」と呼称している。
垂直尾翼と似た塗装が施される場合が多い。
- ウィングチップ・フェンス:
矢じりのような形状のもの。
- レイクド・ウィングチップ:
主翼端に後退角をつけたもの。
主な採用例 †
- 旅客機
- ボーイング社
- B737NGシリーズ(オプションで装備)
- B747-400
- B747-8
- B777-200LR/300ER
- エアバス社
- ボーイング社
- ヘリコプター