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【X-45】 †
ボーイング社が無人戦闘攻撃機を目指して開発した実験機。
1996年、国防総省?防衛高等研究計画局(DARPA)が米空軍と共同で開始したUCAV-AF計画で、ボーイングが「未来航空機技術機能強化計画開発企業」に選定されたことに始まる。
あらかじめ飛行ルートをプログラミングする事で、GPS・慣性航法装置と高性能な人工知能によって自律飛行が可能であり、発進後に攻撃目標を急遽変更する事もできる。
この人工知能は衛星を使って各種脅威情報を入手し、燃料残量を考慮した上で飛行ルートを自動で変更する事もできる。
また、近距離では無線遠隔操作による操縦も可能であり、それが不可能な場合は衛星を使った飛行制御も可能である。
初期飛行実験用のA型は16回の飛行実験に成功した。
A型よりやや大きい初期生産型のB型、武器搭載量を更に増加させたC型、C型の仕様を一部変更したCN型などが考案され、B型は実際に爆弾の投下実験を成功させた。
しかし、その後の方針変更により開発計画は全面中止された。