【F3】 †
防衛省技術研究本部と株式会社IHIが中心となって開発されたターボファンエンジン。
T-4中等練習機に搭載されている。
仕様緒元 †
- XF3-1
ファン:軸流1段
圧縮機:軸流5段
燃焼器:アニュラー式
タービン入り口温度:940℃
バイパス比:1.9
タービン:軸流1段高圧タービン、軸流1段低圧タービン
重量:400kg
最大推力:1,200kg
- XF3-20
ファン:軸流2段
圧縮機:軸流5段
燃焼器:アニュラー式
タービン入り口温度:1,050℃
バイパス比:0.9
タービン:軸流1段空冷化高圧タービン、軸流2段低圧タービン
重量:340kg
最大推力:1,600kg
- F3-IHI-30/30B
全長:2,020mm
全幅:560mm
重量:340kg
ファン:軸流2段
圧縮機:軸流5段
燃焼器:アニュラー式
タービン:軸流1段空冷高圧タービン、軸流2段低圧タービン
タービン入口温度:1050℃
バイパス比:0.9
全圧力比:11
燃料:JP-4
推力:16.37kN(1,670kg)
搭載機体:T-4
バリエーション †
- XF3-1:基礎的技術資料を得ることを目的とした試作型。
- XF3-20:XF3-1の成果をもとに、より小型軽量・高出力化を目指した型。
- F3-30:XT-4に搭載するエンジンとして製作された型。後にF3-IHI-30として量産化された。
- F3-IHI-30B:最新の材料技術を導入し信頼性を向上させた型。
- F3-IHI-30B:最新の材料技術を導入し信頼性を向上させた型。
- F3-400:F3-30をベースに試作された、日本初の純国産アフターバーナー付きターボファンエンジン。