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【IHI】 †
株式会社IHI
IHI Corporation
日本の重機メーカー。本社は東京都江東区に所在する。
1853年に江戸幕府が開いた石川島造船所に始まり、1945に石川島重工業へ社名変更。
1960年に播磨造船所と合併し、石川島播磨重工業へ社名変更。1968年には播磨造船所から分社していた呉造船所を再合併する。
2007年7月1日より現在の株式会社IHIへと社名変更した。
主力製品は船舶やジェットエンジン、ロケット関連製品、高炉、蒸気タービン、エネルギー関連などである。
主な防衛・航空関連の製品として、むらさめ型護衛艦やこんごう型護衛艦などの護衛艦、T-4のエンジンであるF3-30/30B?、F-4EJ/EJ改のエンジンであるJ79(ライセンス生産)、F-15J/DJのエンジンであるF100(ライセンス生産)、F-2のエンジンであるF110(ライセンス生産)などがある。
メーカーホームページ
http://www.ihi.co.jp/
主要製品 †
ジェットエンジン †
- 国産
- ライセンス生産
- ターボジェット
- 高バイパス比ターボファン
- CF34(GE社製。ボンバルディアCRJ-700/900・エンブラエルERJ170/175/190/195に搭載)
- GE90(GE社製。ボーイング777-200ER/300ER/300LRに搭載)
- 低バイパス比ターボファン
- ターボプロップ
- ターボシャフト
- T58(GE社製。HSS-2/2A/2Bに搭載)
- T700(GE社製。SH-60J/K・UH-60J/JAに搭載)
ジャパンマリンユナイテッド †
IHIとJFEグループの合弁子会社で、創業部門の艦船建造を担当する。
1995年にIHIと住友重機械工業それぞれの艦艇(自衛艦)部門を分社・合併して誕生した「マリンユナイテッド」に由来する。
2002年にはIHIの民間船舶部門をマリンユナイテッドに編入し、社名を「IHIマリンユナイテッド」に変更。
2008年にIHIの完全子会社化されると共に、JFEグループの造船会社・ユニバーサル造船との合併交渉を開始。
2012年中に合併を果たす予定だったが、合併は2013年1月にずれこんだ。
これにより、旧石川島・播磨・住友・日本鋼管・日立*1等の造船部門が1社に統合され、世界7位の造船会社となった。
メーカーホームページ
http://www.jmuc.co.jp/
主要製品 †
- 民間船(カッコ内は竣工年数)
- 超細長双胴船 Ocean Arrow
- クルーズ客船
- ぱしふぃっくびぃなす(1998年)
- フェリー
- フェリーしらかば(1994年)
- タンカー
- 橘丸(1921年、日本初の本格的な近代タンカー)
- 出光丸(1966年)
- ユニヴァース・アイルランド(1968年)
- 日石丸(1971年)
- グロブティック・トーキョー(1973年)
- 日精丸(1975年)
- バルクキャリア(ばら積み貨物船)
- コンテナ船
- NYK アルテア(1994年)
- NYK アルテア(1994年)
旧日本海軍艦艇・自衛艦 †
- 東京石川島造船所(戦前)
- 播磨造船所(戦前)
- 砲艦:勢多、堅田
- 敷設艦:沖島(2代)、初鷹、蒼鷹(2代)、若鷹
- 石川島播磨(東京)
- ちくご型護衛艦?
- DE-216「あやせ」
- はるな型ヘリコプター搭載護衛艦?
- DDH-142「ひえい」
- しらね型ヘリコプター搭載護衛艦
- DDH-143「しらね」
- DDH-144「くらま」
- はつゆき型汎用護衛艦
- DD-125「さわゆき」
- DD-127「いそゆき」
- DD-130「まつゆき」
- あさぎり型汎用護衛艦
- DD-151「あさぎり」
- DD-154「あまぎり」
- DD-158「うみぎり」
- とわだ型補給艦?
- AOE-423「ときわ」
- こんごう型ミサイル搭載護衛艦
- DDG-176「ちょうかい」
- むらさめ型汎用護衛艦
- DD-101「むらさめ」
- DD-106「さみだれ」
- DD-108「あけぼの」
- ちくご型護衛艦?
- アイ・エイチ・アイマリンユナイテッド(横浜)
- たかなみ型汎用護衛艦
- DD-112「まきなみ」
- DD-114「すずなみ」
- ひゅうが型ヘリコプター搭載護衛艦
- DDH-181「ひゅうが」
- DDH-182「いせ」
- たかなみ型汎用護衛艦
官公庁船 †
IHIエアロスペース †
IHIの子会社で、各種ロケットエンジンなどを製造する。
特筆すべきは固体燃料ロケットの技術で、固体式のみで人工衛星を打ち上げる、世界的に見ても稀有な技術を有する。
元は中島飛行機が戦後解体された15社のひとつ「富士産業」(後の富士精密工業)であった。
1952年から1961年にかけて段階的に、元立川飛行機?の技術者らが設立した「たま自動車」と合併して自動車メーカー「プリンス自動車工業」となるが、1966年には日産自動車に吸収される。
しかし日産がフランスのルノーに買収される際、防衛や宇宙開発を担当する部門が外資に渡ることを恐れ、2000年に航空宇宙部門を分社・売却したものである。*2
現在では元々IHIが行なっていたロケット関連業務の多くも移管されている。
メーカーホームページ
http://www.ihi.co.jp/ia/
主要製品 †
- 宇宙用ロケット
- 国際宇宙ステーション?「きぼう」関連
- 船外パレット
- 宇宙ステーション補給機暴露パレットI型/III型
- 船外実験プラットフォーム
- 国際標準実験ラック(ISPR)
- 共有ガス供給装置(CGSE)
- 実験データ処理装置(PDH)
- 宇宙実験機用製品
- 宇宙用コンポーネント製品
- H-II・H-IIAロケット
- LE-7A固燃ロケットエンジン用ターボポンプ
- LE-5B固燃ロケットエンジン用ターボポンプ
- 人工衛星用スラスタ(BT-4、BT-6等)
- GXロケット
- LE-8固燃ロケットエンジン
- LE-8固燃ロケットエンジン
- H-II・H-IIAロケット
- 防衛関連製品
- 92式地雷原処理車?
- M270「MLRS」
- 110mm個人携帯対戦車弾
*1 現存する「日立造船」は造船業から撤退しているが、日立造船もJMUの株を一部保有している。
*2 当初は政府の商業登記規則に制約され「アイ・エイチ・アイ・エアロスペース」とカタカナ表記されていた。