- バックアップ一覧
- ソース を表示
- R-37 は削除されています。
- 1 (2004-07-02 (金) 23:37:14)
- 2 (2004-10-30 (土) 12:18:05)
- 3 (2004-11-17 (水) 16:30:42)
- 4 (2007-09-12 (水) 22:31:12)
- 5 (2008-01-10 (木) 20:06:16)
- 6 (2008-07-11 (金) 15:49:57)
- 7 (2008-07-11 (金) 20:17:24)
- 8 (2009-02-12 (木) 21:15:31)
- 9 (2009-07-01 (水) 12:25:02)
- 10 (2009-11-02 (月) 03:23:53)
- 11 (2010-05-22 (土) 15:50:06)
【R-37】 †
ロシアのノヴァトール設計局?が開発した、最新の長射程空対空ミサイル。
NATOコードネームではAA-13 アローと呼ばれる。
このミサイルは、同じ長射程(一部では中射程の説も有り)のAA-9エイモス空対空ミサイルの発展型で、ロシア製戦闘機のMiG-31フォックスハウンドやSu-35スーパーフランカー等に搭載を目的とされた。
誘導はアガト9B-1388ホーミング装置が使用され、MiG-31やSu-35等の機体から発射された後は指令更新付慣性(慣性+データリンク誘導)で目標を追尾、中間誘導でセミアクティブレーダー誘導に切り替わり終端誘導は自立誘導型アクティブレーダー誘導で目標を撃墜する。
なお、アクティブレーダー誘導時に発射母機は戦闘空域から離脱できる。射程の方は、アメリカ軍のAIM-54フェニックス長距離空対空ミサイルを上回る300kmと言われている。
また、重量もAIM-54フェニックスよりも150Kgも重く、機動性能はR-77アッダーに匹敵、もしくはそれに準ずる程で、戦闘機に対して攻撃する能力も有るとされている。
Su-35は不明だが、MiG-31の方はR-37×6発・AA-12×4発の迎撃兵装を搭載した状態の写真が一部の書籍において確認された。
この改修を施されたMiG-31は前脚扉の形状が変更され、中央線上に配置されるミサイルのフェアリングとなっている。
これが試作段階のものなのか、実戦配備されたものなのかは分からない。
一部では開発中止と言う説もあるが、逆に実戦配備済みあるいは近いうちに配備されると言う説もある。
まだまだ、謎の多いミサイルで有ることに間違いは無い。
性能諸元 †
用途:長距離空対空戦闘
全長:4.15m
直径:38cm
翼幅:110cm
発射重量:600kg
射程:300km
速度:マッハ6
推進装置:固体推進ロケットモーター
弾頭:HE破片効果弾頭(60kg)
誘導装置:指令更新付慣性誘導?(中間誘導)、セミアクティブレーダー誘導およびアクティブレーダー誘導(終末誘導)