- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- RIM-7 へ行く。
- 1 (2005-01-20 (木) 20:31:23)
- 2 (2005-01-22 (土) 23:03:17)
- 3 (2005-02-10 (木) 20:34:08)
- 4 (2007-09-12 (水) 22:31:15)
- 5 (2008-08-19 (火) 20:22:36)
- 6 (2011-07-17 (日) 09:51:47)
- 7 (2011-08-06 (土) 07:46:33)
- 8 (2011-12-23 (金) 21:43:00)
- 9 (2014-02-08 (土) 03:46:44)
- 10 (2014-02-08 (土) 22:56:25)
- 11 (2017-10-28 (土) 11:35:59)
- 12 (2017-10-29 (日) 18:30:24)
- 13 (2020-04-18 (土) 12:22:57)
- 14 (2022-10-08 (土) 15:25:53)
- 15 (2022-10-08 (土) 20:15:57)
- 16 (2022-10-09 (日) 02:42:41)
- 17 (2022-10-09 (日) 09:57:39)
- 18 (2022-10-09 (日) 18:26:03)
【RIM-7】 †
RIM-7
アメリカがAIM-7「スパロー」をベースに開発した、個艦防衛用の短距離艦対空ミサイル。
1967年にエジプト海軍のコマール?型ミサイル艇が発射したソ連製のP-15「テルミート」(SS-N-2「スティクス」)対艦ミサイルでイスラエルの駆逐艦「エイラート?」が撃沈された「エイラート事件」をきっかけに、ソ連軍の対艦ミサイルに脅威を感じたアメリカ海軍が、既存の空対空ミサイルをもとに急遽配備したという経緯がある。
初期型のRIM-7EはAIM-7Eほぼそのままであり、イルミネーターとしては手動式のMk 115が使用されるが、これはF-4「ファントムII」に搭載されている物を転用したもので、艦艇の射撃指揮装置などに必ずしも適しておらず、またアスロック発射機を元にしたMk25 8連装発射機を必要とした。
このため翼を折り畳み式に変更し、AN/SPS-65自動式イルミネーターに対応したRIM-7Hが開発され、Mk25よりも軽い専用のMk29 8連装発射機とともに多くの艦艇で運用された。
また垂直発射システムが普及すると、これに対応したRIM-7M/Pがつくられた。
アメリカ海軍のほか、NATO諸国や日本の海上自衛隊など、非常に多くの水上艦に採用されたが、シースキミングで向かってくる対艦ミサイルを迎撃することは困難という弱点があるため、後継のRIM-162「ESSM」
が開発され、今後置き換わってゆくと予想される。
スペックデータ †
全長 | 3.68m(RIM-7M)/3.66m(RIM-7P) |
直径 | 20.3m |
翼幅 | 103.0cm(RIM-7M)/101.6cm(RIM-7P) |
発射重量 | 228kg(RIM-7M)/231kg(RIM-7P) |
射程 | 26km |
速度 | Mach4.0 |
推進方式 | 固体推進ロケットモーター |
エンジン | エアロジェット Mk52 Mod2ロケットモーター(RIM-7H) ハーキュリーズMk58 Mod4ロケットモーター(RIM-7M/P/R) |
弾頭 | Mk38拡張ロッド(66.8ポンド) (RIM-7H) WAU-17/B 爆風破片弾頭 (40kg)(RIM-7M) |
誘導方式 | セミアクティブレーダー誘導(RIM-7H) モノパルス・セミアクティブレーダー誘導(RIM-7M) IRパッシブシーカー+セミアクティブレーダー誘導(RIM-7R) |