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*&ruby(もあぶ){【MOAB】}; [#r3cb23fe] GBU-43/B MOAB~ 正式名称「大規模爆風爆弾兵器(Massive Ordnance Air Blast)」を略した超大型爆弾の通称。~ GBU-43/B MOAB(Massive Ordnance Air Blast)((「大規模爆風兵器」の意。非公式にMother Of All Bombs(全ての爆弾の母)と称される事もある。))~ ~ 米軍がアフガン戦争中(2001年10月7日〜)に実験と称して公開されたため、[[BLU-82]]と併せて話題になった。[[通常爆弾]]の中では最強の爆弾と言われている。~ [[BLU-82]]の後継と噂されているが、[[スラリー爆薬]]を使用し、その大きさのため[[C-130]]や[[C-17]]などの[[輸送機]]によって搬送・投下されるという点以外は別物。~ 大きさとしては、[[第二次世界大戦]]中に使用された「グランドスラム」よりわずかに小さいだけであり、[[爆薬]]には[[スラリー爆薬]]の他にトリトナール爆薬([[TNT]] 80%と[[アルミニウム]]粉末 20%を混合したもの)も使用される。~ 爆薬だけで約18000lbにも及び、自由落下の[[BLU-82]]と違い[[GPS>全地球測位装置]]誘導を使用しているため命中精度はよく、ピンポイント爆撃が可能である。~ 危害範囲は数百メートルと言われているが、[[通常爆弾]]でありながら衝撃波、キノコ雲を発生し、[[核兵器]]並みのパフォーマンスがあるため、精神的にも非常にダメージが大きいとされる。~ アメリカ軍がアフガン戦争中(2001年10月7日〜)に実験と称して公開した超大型[[GPS誘導爆弾]]。~ [[BLU-82]]の後継と目されており、広範囲の衝撃波によりキノコ雲が生じるほどの破壊力を誇る。~ イラク戦争では1発が実戦配備されたが、実戦で投下された事はまだない。~ ~ なお、イラク戦争では1発が実戦配備されたが使用されなかった。~ ~ その威力の凄まじさから、MOABに"Mother Of All Bombs"(全ての爆弾の母)との単語をあてた隠語もある。~ 搭載爆薬は[[スラリー爆薬]]およびトリトナール爆薬(([[TNT]] 80%と[[アルミニウム]]粉末 20%を混合したもの))。~ 命中精度が高くピンポイント爆撃も可能であるが、その危害範囲は数百メートルにも及ぶ。~ **性能諸元 [#u2d77c1d] 全長:9.17m~ 直径:102.9cm~ 総重量:10.3t~ 炸薬量:8,482kg~ ~