Last-modified: 2024-04-20 (土) 11:10:31 (7d)

【UHF】(ゆーえいちえふ)

Ultra High Frequency(極超短波).

電磁波のうち、周波数300MHz〜3000MHz、波長にして0.1m〜1mの帯域にあるもの。
主に無線通信に利用されている。

波長が短いためにアンテナを小型化できるため、携帯電話などの小型通信機器での利用に適している。
また、周波数が高いため単位時間あたりの通信伝送量も大きく、これも通信用途に適した特性である。
反面、大気圏内での減衰が大きいため通信可能距離が短く、基地局による中継を必要とする。

代表的なところでは以下の用途に用いられている。

  • 業務用の通信機器
  • 電子レンジ
  • 地上波テレビ放送
  • 航空無線(軍用機が主に用いる。民間機はVHF帯域を用いる)
  • 携帯電話・PHS
  • 無線LAN
  • アマチュア無線
  • デジタル簡易無線
  • ICタグ
    短波(13.56MHz帯)や長波(125kHz帯)を用いる規格もある。
    なお、この帯域での使用には無線局の開設申請が必要となる場合がある。

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